]>
この文書は「EPUB Content Documents 3.0.1」の日本語訳である。最新の文書は http://www.idpf.org/epub3/latest/contentdocs である。原文もしくは完全な情報は、 EPUB Content Documents 3.0.1 を参照されたい。
この日本語訳は参考である。公式な文書ではなく、翻訳・解釈の正確性を保証していない。
また本文内の訳注は翻訳者の主観による補足である。
1.3. 用語にあげられている名称は本文中でも基本的に原文のままとした。
2014年6月26日 Recommended Specification
仕様書は、aria-describedat
属性のサポートを取り除くため、2015年10月8日に編集された。
以前のドラフトからの変更点の差分もまた利用できる。
この文書(いくらかの規範的な訂正を含むかもしれない)のために、正誤表(英語)を参照されたい。
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目次
oeb-page-head
と oeb-page-foot
[廃止予定]-epub-fullsize-kana
文字マッピング参照このセクションは有益な情報である。
この仕様、EPUB Content Documents 3.0.1 は、EPUB® Publications のコンテクスト内で使用するための HTML5、SVG、CSS のプロファイルを定義する。
この仕様は EPUB 3 を構成する関連仕様のひとつである。 EPUB 3 は XML や Web 標準に基づいたデジタル出版物の交換や配信形式の第 3 版である。この仕様は EPUB 3 を構成する以下の他の仕様と共に読み、理解することになっている:
EPUB 3 Overview [EPUB3Overview] は EPUB の有益な概要と、残りの EPUB 3 document 群のロードマップを提供する。EPUB 3 Overview は最初に読んでおくべきである(should)
EPUB Publications 3.0.1 [Publications301] はセマンティクスと EPUB 出版物の各 Rendition ための包括的な適合性要件を定義している。
EPUB Open Container Format (OCF) 3.0.1 [OCF301] は関連するリソースの集合を単一のファイル(ZIP)の EPUB Container にカプセル化するためのファイル形式と処理モデルを定義する。
EPUB Media Overlays 3.0.1 [MediaOverlays301] はテキストと音声の同期のための形式と処理モデルを定義する。
この仕様は EPUB Content Documents 3.0 [ContentDocs30] を置き換える。この仕様と前身の違いについては [EPUB3Changes] を参照されたい。
このセクションは有益な情報である。
この仕様による XHTML 文書型の定義は W3C [HTML5] をベースにしており、他の仕様がない限り、HTML5 仕様書が提供するセマンティクスや構造、処理動作の全ての定義を継承する。
さらに、この仕様は 製作者が XHTML Content Document に包含してもよい(may)W3C HTML5 文書モデルの拡張セットの定義をする。
この仕様はスクリプトや HTML5 forms もしくは HTML5 DOM のサポートをリーディングシステムに求めない簡易な処理モデルを定義する。この仕様に準拠した EPUBリーディングシステム は、適合した EPUB Content Document を処理することのみ要求される。スクリプトや HTML5 forms のサポートはリーディングシステムの任意コンテキストな機能であるように、適合したリーディングシステムは完全に準拠した HTML5 のユーザーエージェントでないかもしれない(例えば、それは完全な HTML5 処理モデルを満たしていないかもしれない)。
この仕様は XHTML Content Document 内にインラインと独立した SVG Content Document のベクター画像を表現するために SVG 1.1 の限定的なサブセットを定義する。
この仕様で定義している CSS profile は CSS 2.1 [CSS2.1] をベースラインにしている。CSS 2.1 に適合するすべての CSS Style Sheet は、CSS 2.1 で注記された内容以外を、EPUB 出版物のコンテクスト内で使用してもよい(may)。
この仕様は CSS3 Modules で定義された機能を組み込み、EPUB 固有の CSS の構成概念もまた導入している。
この仕様が参照している W3C 仕様書はまだ最終版ではなく、以前は参照される仕様と適合していた EPUB 3 Content Documents が、仕様の最新版で適合しなくなるような互換性のない変更が将来発生するかもしれない。
IDPF は、仮に互換性のない変更が発生したとき、必要性を考慮してここに定義された規範的な制約を更新し、この仕様書を改訂することを見込んでいる。
この仕様と兄弟仕様に準拠したひとつ以上の Rendition のコレクションは、EPUB Container をパッケージ化している。
EPUB 出版物は典型的に単一の知的・芸術作品を表しているが、この仕様と兄弟仕様は、コンテンツの性質を制限しない。
コンテンツまたは EPUB 出版物の少なくともひとつの Rendition のロジックと表示に関する命令を含んでいるリソース。このリソースがない場合には、EPUB 出版物は 製作者の意図したとおりに表示されないことがある。Publication Resource の例としては Rendition の Package Document、EPUB Content Document、EPUB Style Sheet、音声、動画、画像、埋め込みフォントとスクリプトが包含される。
Package Document 自身を除いて、Rendition をレンダリングするために必要な Publication Resource は Rendition の manifest [Publications301] に記載され、(Publication Resource の位置 [Publications301] で特に指定がない限り)EPUB Container ファイルにバンドルする。
Publication Resource でないリソースの例としては、Package Document の link 要素 [Publications301] で識別されるものと EPUB Container の外で解決する外部へのハイパーリンクで識別されるものが包含されている(例えば [HTML5] の a
要素の href
属性)。
Core Media Type であるため、フォールバック [Publications301] を提供することなく EPUB 出版物に包含されてもよい Publication Resource(may)。
EPUB Content Document の定義(XHTML または SVG)のひとつに従う Publication Resource。
EPUB Content Document は Core Media Type であるため、フォールバック [Publications301] を提供することなく EPUB 出版物に包含されてもよい(may)。
XHTML Content Documents で定義されている [HTML5] のプロファイルに準拠する EPUB Content Document。
XHTML Content Document は、[HTML5] の XHTML syntax を使用する。
SVG Content Documents で表現された制約に準拠した EPUB Content Document。
EPUB Navigation Documents で表される制約に従い、人間と機械が読み取り可能なグローバルなナビゲーション情報を含むのに特化した XHTML Content Document。
スクリプトや HTML5 forms 要素のある XHTML Content Document が包含される EPUB Content Document。
詳細については Scripted Content Documents を参照されたい。
直接かフォールバックチェーン [Publications301] を介して、spine から参照される EPUB Content Document。
rendition:layout プロパティ [Publications301] で定義されているように、Package Document 内の pre-paginated
を指定されている spine から直接参照される EPUB Content Document。
Fixed-Layout Document をレンダリングするために使用する寸法は、Fixed-Layout Documents [ContentDocs301] で定義される。
Publication Resource 型のセットは、それに対するフォールバックは必須ではない。詳細については Publication Resources [Publications301] を参照されたい。
EPUB 出版物の特定の Rendition について Package Documents [Publications301] で定められいる文献の構造化メタデータをもたらしている Publication Resource。
EPUB 出版物の特定の Rendition を構成するすべての Publication Resource のリスト。
詳細については manifest [Publications301] を参照されたい。
Publication Resource の順序リストは、一般的に EPUB Content Document の、EPUB 出版物の特定のRendition の標準の読み上げ順序を表す。
詳細については spine [Publications301] を参照してください。
人工的な人間の発音で EPUB 出版物のテキストコンテンツのレンダリングは合成音声を用いる。
CSS のプロファイルに準拠する CSS スタイルシートは EPUB Style Sheets で定義されている。
EPUB 出版物の内容が視覚的に 読者に与えられる EPUB リーディングシステム の領域。
CSS でスタイルされたコンテンツを表示できる Viewport。
SVG 画像を表示できる Viewport。
EPUB 出版物(必ずしも、それが含まれるコンテンツとリソースの作者であるというわけではない)の制作に対して責任がある人または組織。
EPUB リーディングシステム を使用して EPUB 出版物を消費する個人。
次の表記上の規則は、この仕様に用いられる:
markup
すべてのマークアップ(要素、属性、プロパティ)、コード(JavaScript、擬似コード)、機械処理可能な値(文字列、文字、メディアタイプ)とファイル名は、赤橙色の等幅フォントで示している。
markup
マークアップとコードの定義へのリンクは、下線と赤橙色の等幅フォントで示している。各セクションの最初のインスタンスのみリンクがされている。
http://www.idpf.org/
URI は紺色の等幅フォントで示している。
ハイパーリンクは、青い下線で示している。
規範的で参考情報は、角括弧で囲まれている。
用語集で定義されている用語は、キャピタルケースで示している。
用語の定義へのリンクはL、点線の青い下線である。各セクションの最初のインスタンスのみリンクがされている。
規範的な要素、属性とプロパティの定義は、青いボックスにある。
有益なマークアップ例は、白いボックス内にある。
有益な注記は、"Note"の見出しがある黄色いボックス内にある。
有益な警告は、"Caution"の見出しがある赤いボックス内にある。
この文書内のキーワード、must、must not、REQUIRED、SHALL、SHALL NOT、should、should not、RECOMMENDED、may、OPTIONAL は、[RFC2119] の記述に従って解釈される。
この仕様のすべてのセクションは規定ある。但し"このセクションは有益な情報である"という参考情報状態ラベルで識別される箇所を除く。セクションと付録への参考情報状態の適用は、含まれる可能性のあるすべての子コンテンツおよびサブセクションに適用される。
この仕様のすべての例は有益な参考情報である。
この仕様は、XHTML Content Document 制作のために [HTML5] のプロファイルを定義する。このプロファイルに準拠する XML 文書のインスタンスは Core Media Type で、XHTML Content Document としてこの仕様と兄弟仕様書で言及される。
他の指定のない限り、この仕様は、[HTML5] 仕様書からセマンティクスと構造、処理動作の全ての定義を継承する。
EPUB 3 XHTML Content Document の定義は、まだ策定中で非互換の方法で変更されるかもしれない W3C [HTML5] 仕様書の機能を参照している。このような機能を活用する時、製作者は相互運用性と文書の寿命の潜在的な影響に関して内在するリスクをよく考えるべきである(should)。
XHTML Content Document は、次の基準を全て満たさなければならない(must):
> XML 適合性 [Publications301] で定義された XML 文書の適合性の制約を満たさなければならない(must)。
> XHTML syntax に従った [HTML5] ドキュメントでなければならない(must)。
> 全ての文書の為に使用されている構成概念は [HTML5] により定義され、それは HTML5 の許容性と制約で明確に上書きされていない限り、その仕様書でこれらの構成概念のために定義された適合性の基準に準拠しなければならない(must)。
> HTML5 の拡張で定義されている [HTML5] 文法の拡張を包含してもよく(may)、これらに定義されているすべてのコンテンツの適合性の制約に適合しなければならない(must)。
>
XHTML Content Document のファイル名はファイル拡張子の .xhtml
を使用するべきである(should)。
XHTML Content Document から参照される全ての Publication Resource は、EPUB Publications - コンテンツの適合性 [Publications301] で定義された Publication Resource のための制約に準拠しなければならない(must)。
適合した EPUB リーディングシステム は、XHTML Content Document の処理のために、次の基準を全て満たさなければならない(must):
> この仕様もしくは兄弟仕様書により上書きなどが明確に定義されていない限り、[HTML5] 仕様書により定義されたセマンティクスを使用して XHTML Content Document を処理し、その中に表れる適切な User Agent の適合性の制約を尊重しなければならない(must)。
> HTML5 の許容性と制約で定義された制約の挙動を認識し、適応しなければならない(must)。
> Scripted Content Documents - リーディングシステムの適合性で定義されたリーディングシステムの適合性基準を満たさなければならない(must)。
> EPUB Style Sheets - リーディングシステムの適合性で定義された XHTML Content Document の視覚的レンダリングをサポートしなければならない(must)。
> 埋め込まれた ARIA マークアップを認識し、アクセシビリティ APIs [WAI-ARIA] の任意の ARIA ロール(role)やステート(state)、プロパティ(property)がプラットフォームに出現するのをサポートするべきである(should)。
このセクションは、[HTML5] 文書モデルを基礎にして、EPUB 3 の XHTML Content Document の拡張を定義する。
このセクションは有益な情報である。
意味の変化は XHTML Content Document 内で使用している要素に特定の意味と、または性質に関するさらなる意味を付与する行為である。EPUB 出版物の文脈で、epub:type
属性は、一般的に基本となる [HTML5] の主な語彙を補足する変化をもたらすドメイン固有の意味を表現するのに使用される。(たとえば、属性は、section
が作品の章を意味するのに使用することができるが、特定のリスト構造を避けるのに、p
要素をリスト項目に変化させて使用することはできない。)
セマンティック・メタデータは人間に提供されることを目的にしておらず、その代わりに文書の構造とコンテンツについてのより詳細にリーディングシステムと他の User Agent のために制御方法を提供し、読者のために読書体験を向上させる良い機会を提供する。
この仕様は、XHTML Content Document の語彙に新しい XML 要素を追加する代わりに、axis 属性を使用して意味の変化のための方法を定義し、epub:type
属性で求められる意味の変化を既存の要素に付与することができる。属性のために制御値を提供する外部の語彙を識別するメカニズムもまた定義する。
epub:type
属性epub:type
属性は、それが出現する要素の意味を変化させる。その値は、語彙の関連性で定義された文書のインスタンスに関連付けられた外部の語彙から抽出される空白で区切られたひとつ以上の用語である。
変化された意味は、含んでいる要素の意味のサブクラスを表現しなければならない(must)。([HTML5] の div
や span
など)意味的に中立な要素の場合、変化された意味は、(例えば、div
は段落や節を表現している)既存の要素によってすでに含まれている意味を加えてはならない(must not)。リーディングシステムは含んでいる要素と矛盾する変化された意味を無視しなければならない(must)。
[HTML5] head
要素は、ドキュメントのメタデータコンテナであるため、構造的なセマンティクスは、この要素上に表れ、そしてこの任意の子孫は意味を持たない。リーディングシステムは、これらのセマンティクスを無視しなければならない(must)。
epub:type
属性は W3C Role 属性 [Role] と機能的に同等であることを目的としているが、語彙の関連性で指定された制約をともなう。
IDPF の意図は、仕様の将来の主要なバージョンで意味の変化のために W3C メカニズムにこの属性を調和させることである。
type
http://www.idpf.org/2007/ops
グローバル属性。全ての要素に指定してもよい(may)。
語彙の関連性で定義された制約による、property [Publications301] 値の空白で区切られたリスト。
この仕様は、以下の変更を伴う語彙の関連付けメカニズム [Publications301] で定義された語彙の関連性メカニズムを採用する:
> 標準の語彙
Content Document の標準の語彙は EPUB 3 Structural Semantics Vocabulary で定義される。
> 予約済みの語彙
この仕様は、製作者が、標準的なドキュメントの EPUB Content Documents Reserved Prefixes で epub:type
属性を用いて使用してもよい(may)接頭辞を予約している。
> prefix
属性
prefix
属性の定義は不変だが、属性は EPUB Content Document 内で使用されるとき、名前空間 http://www.idpf.org/2007/ops
で定義される。
prefix
属性は、[HTML5] のルート html
要素のみ有効である。
> 例
次の例は、脚注(footnote)や注(note)を参照する意味に変化させるのに用いられる epub:type
属性を示している。プロパティは標準の語彙で定義される。
<html … xmlns:epub="http://www.idpf.org/2007/ops"> … <p> … <a epub:type="noteref" href="#n1">1</a> … </p> … <aside epub:type="footnote" id="n1"> … </aside> … </html>
次の例は、HTML5 の定義リストを用語集(glossary)の意味に変化させるのに用いられる epub:type
属性を示している。プロパティは標準の語彙で定義される。
<html … xmlns:epub="http://www.idpf.org/2007/ops"> … <dl epub:type="glossary"> … </dl> … </html>
次の例は、元になった出版物の改行(pagebreak)の意味に変化させるのに用いられる epub:type
属性を示している。プロパティは標準の語彙で定義される。(dc:source [Publications301] 要素は指定された改ページ位置の情報を適用する元になった出版物を識別する手段を提供することに注意されたい。)
<html … xmlns:epub="http://www.idpf.org/2007/ops"> … <p> … <span epub:type="pagebreak" title="234"/> … </p> … </html>
リーディングシステムは以下のように epub:type
属性を処理しなければならない(must):
指定した epub:type
の値に関連付けられているリーディングシステムの動作は、含んでいる要素に関連付けられている動作と衝突するとき、要素に関連付けられている動作の優先順位を指定しなければならない(must)。
このセクションは有益な情報である。
あなたがマークアップした構造を改良することに関して、意味の変化とは異なり、意味の強化は、機械の処理を容易にするためにコンテンツ内の意味の階層化を可能にする。
[Microdata] と [RDFa11] 仕様の両方は、コンテンツを意味論的に強化する XHTML Content Document で使用できる属性のセットを定義する。
適合した XHTML Content Document は、次の基準をすべて満たさなければならない(must):
> その仕様で定義されている [Microdata] の属性の使用を許可しなければならない(must)。
> [HTML+RDFa11] で定義されている [RDFa11] の属性の使用を許可しなければならない(must)。
リーディングシステムは、それぞれの仕様の定義通りに [Microdata] と [RDFa11] の属性を処理してもよいが(may)、これらのサポートは省略可能である(optional)。
W3C Speech Synthesis Markup Language [SSML] は同期スピーチを生成するテキスト読み上げ (TTS) エンジンを支援するために使われる言語である。SSML は独立した文書形式として設計されているが、他のホスト言語内で使用するのにも適した意味も定義している。
この仕様は、SSML 1.1 phoneme
要素の二つの属性(ssml:ph
と ssml:alphabet
) について見直し、EPUB XHTML Content Document 内で利用可能にする。
テキスト読み上げ (TTS) 機能のあるリーディングシステムは上記で定義されている SSML 属性をサポートするべきである(should)。
同期スピーチに関連する EPUB 3 の機能に関するより詳細な情報は、テキスト読み上げ [EPUB3Overview] を参照されたい。
ssml:ph
属性ssml:ph
属性は、属性を加えられた要素によって表現されるテキストとしての発話音素や発音記号表記を規定している。
ph
http://www.w3.org/2001/10/synthesis
グローバル属性。当て字は論理的に関連付ける(例えば、テキスト情報が含まれている要素)ことのできる全ての要素に指定してもよい(may)。
すでにこの属性を含んでいる要素の子孫に指定してはならない(must not)。
使用されている音韻字母/音声記号に関する構文的に妥当な音素表現/表音。
この属性は、以下を追加した SSML 1.1 phoneme
要素 ph
属性の全てのセマンティクスを継承する:
> ssml:ph
属性がテキストノードの子孫要素に出現するとき、発音を適用するのに対応する文書のテキストは、文書の順で、対応する子孫のテキストノードの結果を一続きにする。指定された発音記号表記は、全体の中のテキストデータの要素と論理的に一致しなければならない(must)(すなわち、その内容の孤立した部分だけではなく)。
SSML 属性と PLS Documents をサポートするリーディングシステムは、これらの二つの構造のために定義された優先順位の規則を履行しなければならない(must)。
ssml:alphabet
属性ssml:alphabet
属性は、発話音素や発音記号表記のアルファベットが ssml:ph 属性の値で使用されることを規定している。
この属性は、次の追加を伴った、SSML 1.1 phoneme
要素 alphabet
属性のすべてのセマンティクスを継承する:
> ssml:alphabet
属性の値はドキュメントツリーに継承される。指定された ssml:ph
属性値に使用される発話アルファベットは、最も近い親要素に続く、ssml:ph
属性が出現する要素から始まる ssml:alphabet
属性の最初に発生する位置によって決定される。
この仕様の SSML 属性の機能をサポートするリーディングシステムは、値 "ipa" で表現される IPA アルファベット [refIPA] をサポートするべきである(should)。
このセクションは有益な情報である。
switch
要素は、EPUB リーディングシステムのスクリプト機能に依存せず、製作者が読者に表示するコンテンツを調整することができる単純なメカニズムを提供する。
リーディングシステムの開発者は、XHTML Content Document に適合でない XML 語彙と新しい HTML 要素のサポートを選択してもよい(may)。switch
メカニズムは、この形式の開発と実験を即すが、同時に、それらのコンテンツが、まだ、すべての準拠したリーディングシステムで表示されることを知ることの安全性の長所を利用したいと望む製作者に提供する(たとえば、特殊なマークアップが何もサポートされないとき、すべての XHTML Content Document は妥当であるというベースライン要件を維持する)。
コンテンツの切り替えは有望な機能の開発に関することだけではなく、それはまた、EPUB 3 の新しい機能を扱うことができない古いリーディングシステムのために互換性のレベルを維持する EPUB 出版物を作ることに使用することができる。たとえば、MathML のインスタンス(現在のネイティブ型)は、EPUB 2 リーディングシステムにフォールバックの画像やテキストを代わりに提供することができるように、switch
要素を使用して追加することができる。
epub:switch
要素switch
要素は、XML fragment を XHTML Content Document のコンテンツモデル内に条件付きで挿入するのを許可している。
リーディングシステムは、文書内にあるそれぞれの switch
要素を一つひとつ処理して、(required-namespace
属性の値により決定された)子の case
要素のいずれかが表現することができるどうかを決定しなければならない(must)。
switch
に遭遇するごとに、それをサポートしている最初の case
コンテンツをリーディングシステムは表現するべきである(should)が、使用可能なオプションのいずれかから選択するのは自由である。リーディングシステムが子の case
要素のいずれかに含まれるマークアップをサポートしていない場合は、default
要素のコンテンツを表現しなければならない(must)。
[HTML5] object
要素は XHTML Content Document 内にカスタム(非コア)のコンテンツタイプを埋め込むのに使用するべきである(should)。カスタムマークアップは、表現するコンテンツが文書の必須部分であり、適切に処理されるために文書のコンテクストに依存するときだけ、switch
要素内に包むべきである(should)。
switch
要素は、例えば [MATHML] alttext
属性と [SVG] title
、desc
要素など、固有のフォールバックメカニズムの置き換えは意図していない。
製作者は、(例えば、アクセシビリティを担保する)ホスト文法に対するサポートのないリーディングシステムに switch
を包含する時でも、常に固有のフォールバックを包含することを考慮するべきである(should)。
> 例
switch
要素を使用して ChemML マークアップを挿入した例。
<epub:switch id="cmlSwitch"> <epub:case required-namespace="http://www.xml-cml.org/schema"> <cml xmlns="http://www.xml-cml.org/schema"> <molecule id="sulfuric-acid"> <formula id="f1" concise="H 2 S 1 O 4"/> </molecule> </cml> </epub:case> <epub:default> <p>H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub></p> </epub:default> </epub:switch>
EPUB 2 リーディングシステムに準拠するために MathML マークアップを追加する例。
<epub:switch id="mathmlSwitch"> <epub:case required-namespace="http://www.w3.org/1998/Math/MathML"> <math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML"> <mrow> <mn>2</mn> <mo> ⁡<!--INVISIBLE TIMES--></mo> <mi>x</mi> </mrow> <mrow> <mo>+</mo> <mi>y</mi> <mo>-</mo> <mi>z</mi> </mrow> </math> </epub:case> <epub:default> <p>2x + y - z</p> </epub:default> </epub:switch>
epub:case
要素case
要素は、XML 語彙からマークアップのインスタンスが含まれる。包含されるマークアップは(MathML と SVG の場合には)XHTML Content Document でネイティブにサポートしてもよい(may)が、そのようなサポートは必須ではない。
case
http://www.idpf.org/2007/ops
switch
の必須の最初の子。 繰り返し可。
マークアップ語彙に準拠した XML フラグメントは、required-namespace
属性に識別される。
それぞれの case
要素は、同じコンテンツの代わりの表現を含まなければならない(must)。それらのコンテンツの最良のレンダリングを確保するために、製作者は、それらの最適なレンダリングフォーマットによる case
要素を指図するべきである(should)。
case
要素は、XHTML Content Document(たとえば MathML)に妥当なマークアップを含むばあい、そのコンテンツは switch
要素が挿入される場所(すなわち、その追加されたものは妥当でない文書が生じてはならない(must not))で妥当でなければならない(must)。
case
要素内の外部マークアップは整形式でなければならない(must)が、挿入する時点で妥当である必要はない。製作者は任意の外部マークアップがそれが使用されるコンテクストに一致することを保証するべきである(should)(たとえば、ブロック要素は、インラインのコンテクストに挿入された switch
要素に包含されるべきではない(should not))。
IDPF は、http://www.idpf.org/epub/switch/
で required-namespace
属性を使用するための一般的な拡張識別子の有益なレジストリを保持する。
epub:default
要素default
要素は、リーディングシステムが case
要素のいずれかを表示できないときに任意の XHTML Content Document 内で妥当なマークアップを提供する。
default
http://www.idpf.org/2007/ops
epub:switch
の必須の最後の子。
id
[省略可]
要素の ID [XML] はドキュメントのスコープ内で一意でなければならない(must)。
[HTML5] に準拠したマークアップフラグメント
default
要素は、switch
のフォールバックとして機能し、XHTML Content Document 内で妥当なコンテンツの表現を包含しなければならない(must)。
default
要素は、switch
が挿入された場所で文書が妥当でなくなるコンテンツを包含してはならない(must not)。XHTML Content Document は、すべての switch
要素がその子の default
要素によって置き換えられていても妥当でなければならない(must)。
EPUB リーディングシステムは、switch
要素をサポートしなければならない(must)。
この仕様は、switch
要素のための特定の表現のアプローチを要求しない。リーディングシステムは、たとえば、各 switch
のレンダリングするために CSS styling の適応を選択してもよく(may)、必要に応じて他のアプローチを使用してもよい(may)。けれども、すべてのリーディングシステムは、レンダリングのために switch
ごとに case
要素の中から1つだけ、もしくは default
要素のコンテンツを表示しなければならない(must)。
switch
要素は、その全ての子であるかのように処理され、ひとつは HTML5 の hidden
属性がセットされなければならない(must)(すなわち、全ての同じ処理規則と属性のために不可欠なアウトラインは、レンダリングされないようにコンテンツに適用するべきである(should))。
レンダリングされるコンテンツは、読者のリーディングシステムの機能に依存してもよく(may)、リンクは、switch
要素のみ保証することができる。switch
要素の深い参照は推奨しない。
XHTML Content Document の switch
要素の存在は、switch [Publications301] プロパティを経て Package Document の manifest に示されている。
epub:trigger
要素trigger
要素は、スクリプトと非スクリプトの両方のコンテクストでの、たとえば音声や動画の再生など、マルチメディアオブジェクトをコントロールするためのマークアップで定義されたユーザーインターフェースの作成を可能にする。
trigger
http://www.idpf.org/2007/ops
id
[省略可]
要素の ID [XML] はドキュメントのスコープ内で一意でなければならない(must)。
action
[必須]
このイベントのために実行できるアクション。
許可された値:show
| hide
| play
| pause
| resume
| mute
| unmute
ref
[必須]
アクションのオブジェクトである要素を識別する IDREF [XML]
ev:defaultAction
[省略可]
このトリガーの適用可能なイベントは、[XML Events] で定義されている。
ev:event
[必須]
このトリガーの適用可能なイベントは、[XML Events] で定義されている。
ev:observer
[必須]
このトリガーのソースオブジェクトは、[XML Events] で定義されている。
ev:phase
[省略可]
このトリガーの適用可能なイベントは、[XML Events] で定義されている。
ev:propagate
[省略可]
このトリガーの適用可能なイベントは、[XML Events] で定義されている。
空
trigger
要素は、指定されたソースオブジェクト(observer
)が提供する event
に、指定されたターゲットオブジェクト(ref
)を実行させる目的のアクションを関連付ける。
定義された action
値のセマンティクスは、
show
- 表示のための要素の DOM visibility
[CSS2.1] プロパティの設定。
hide
- 非表示のための要素の DOM visibility
[CSS2.1] プロパティの設定。
play
- 関連付けられたリソースを最初から再生。
pause
- 再生の停止。
resume
- 再生の一旦停止。
mute
- 音声のミュート。
unmute
- 音声のミュートの解除。
[HTML5] audio
または video
要素をサポートするリーディングシステムは epub:trigger
要素をサポートしなければならない(must)。
play
、pause
、resume
、mute
と unmute
アクションは、audio
と video
要素のみに適用できる。
show
と hide
アクションは、body
要素の任意の子孫に適用できる。
再生とミュートのコントロールするための trigger
要素を使用するビデオプレーヤのサンプルマークアップ。
span
要素に確保された role
と tabindex
、aria-controls
属性は、キーボードのユーザーにボタンとしてアクセス可能にする。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xmlns:epub="http://www.idpf.org/2007/ops" xmlns:ev="http://www.w3.org/2001/xml-events"> <head> <epub:trigger ev:observer="pause" ev:event="click" action="pause" ref="test"/> <epub:trigger ev:observer="resume" ev:event="click" action="resume" ref="test"/> <epub:trigger ev:observer="mute" ev:event="click" action="mute" ref="test"/> <epub:trigger ev:observer="mute" ev:event="click" action="show" ref="muted"/> <epub:trigger ev:observer="unmute" ev:event="click" action="unmute" ref="test"/> <epub:trigger ev:observer="unmute" ev:event="click" action="hide" ref="muted"/> </head> <body> <video id="test" src="birds.mp4" width="320" height="240"/> <p> <span id="resume" role="button" tabindex="0" aria-controls="test">Play/Resume</span> <span id="pause" role="button" tabindex="0" aria-controls="test">Pause</span> <span id="mute" role="button" tabindex="0" aria-controls="test">Mute</span> <span id="unmute" role="button" tabindex="0" aria-controls="test">Unmute</span> <span id="muted" role="button" tabindex="0" aria-controls="test">MUTED</span> </p> </body> </html>
[AltStyleTags] に従い、link
要素の class
属性は次の値 horizontal
、vertical
、day
、night
のいずれかを包含してもよい(may)。これらの値は、それらの使用するための仕様書によって定義されたセマンティクスを継承する。
リーディングシステムは、必要に応じてタグ付けのスタイルセットを選択・利用し、仕様内で記述するべきである(should)。
EPUB リーディングシステムは、EPUB 出版物のレンダリングを強化するために、この仕様で定義されていない機能を導入してもよい(may)。この実験を容易にするために、ベンダーは、XHTML Content Document で使用するためにカスタム属性を定義してもよい(may)。
カスタム属性は、次の URI のいずれにも一致しない名前空間 [XMLNS] として定義されている外部の名前空間から、そのような属性が提供されている XHTML Content Document 内の任意の要素に包含されてもよい(may)。
http://www.w3.org/1999/xhtml
http://www.idpf.org/2007/ops
カスタム属性と、それに結びついた挙動は、EPUB 出版物の整合性を変更してはならない(must not)。コンテンツは、リーディングシステムのレンダリングに関わらず、任意の情報の損失や他の重要な劣化なしに、ユーザーによって消費できるままにしなければならない(must)。
リーディングシステムを横断するカスタム属性の相互互換性を容易にするために、ベンダーは、http://www.idpf.org/epub/extensions/attributes
で施行される任意の拡張を文書化することを強く推奨する。
aria-describedat
属性[WAI-ARIA-1.1] の aria-describedat
属性は、仕様で定義された構文とセマンティクスを使用して、XHTML Content Document の全ての要素上に指定してもよい(may)。この属性は、EPUB Container の外部にある概要を参照するのに使用されてもよい(may)(Publication Resource の位置 [Publications301] を見よ)。
この属性のリーディングシステムのサポートは、省略可能である(optional)。
aria-describedat
属性は、ARIA 1.1 から永久的に削除された。EPUB 内でこの属性の使用は廃止され、このセクションは、将来の改訂版で削除される。
このセクションは、EPUB 3 XHTML Content Document に許可されている基本的な [HTML5] ドキュメントモデルから許容性と制約を定義する。
このセクションは有益な情報である。
XHTML Content Document は、埋め込み [MATHML] をサポートするが、完全な MathML マークアップ言語の制限されたサブセットの使用に限定をする。
このサブセットは、[HTML5] ユーザーエージェントとの互換性を保持しながら、リーディングシステムの実装負荷の軽減とアクセシビリティを促進するよう設計されている。
manifest item
要素の mathml [Publications301] プロパティは、XHTML Content Document が埋め込み MathML を含んでいることを示している。
XHTML Content Document 内の MathML マークアップのいずれかの発生には、以下の追加の制約付きで、MathML 仕様 [MATHML] 内に述べられている制約を準拠しなければならない(must)。
> m:math
要素は、下で定義しているような m:annotation-xml
要素を除外して、Presentation MathML のみ含まなければならない(must)。
> Content MathML は、XHTML Content Document の MathML マークアップ内に包含してもよく(may)、そして、表示されるとき、m:semantics
要素の m:annotation-xml
子要素に生じなければならない(must)。
> Content MathML は、上記の条件のように包含するとき、指定された m:annotation-xml
要素の encoding
属性は、機能的に同等な値の MathML-Content
かそれとも application/mathml-content+xml
を設定しなければならず(must)、その name
属性は contentequiv
に設定されなければならない(must)。
> [MATHML] で非推奨にマークされた要素と属性は、XHTML Content Document の MathML マークアップ内に包含してはならない(must not)。
> XHTML Content Document フラグメントは、XHTML Content Document の MathML マークアップ内に包含してもよく(may)、そして、表示されるとき、m:semantics
要素の m:annotation-xml
子要素内に発生しなければならない(must)。
> XHTML Content Document フラグメントが上記段落経由で包含されるとき、指定された m:annotation-xml
要素の encoding
属性は application/xhtml+xml
を設定されなければならず(must)、name
属性は、alternate-representation
に設定されなければならない(must)。
> 任意の包含された XHTML Content Document フラグメントも、MathML マークアップ自体を含んではならない(must not)。
> 任意の包含された XHTML Content Document フラグメントは、m:math
要素が指定された XHTML Content Document フラグメントによって置き換えられるとき、文書が妥当であり続けるために、祖先 m:math
要素が発生するコンテンツモデルに従わなければならない(must)。
> 代替コンテンツは包含されるべきであり(should)、そして、表示されるとき、代替コンテンツに定義された表現をしなければならない(must)。
適合した EPUB リーディングシステムは、XHTML Content Document に埋め込まれた MathML の処理ために次の基準をすべて満たさなければならない(must):
> Presentation MathML の処理をサポートしなければならず(must)、MathML 3.0 仕様 [MATHML] で定義されたセマンティクスを用いた Content MathML の処理をサポートしてもよい(mya)。
> Viewport を持つ場合、Presentation MathML の視覚的なレンダリングをサポートしなければならない(must)。
> MathML マークアップのために代替の代替のテキストコンテンツを生成するとき、与えられた Presentation MathML からそのようなコンテンツを動的に生成できるようにするべきであり(should)、そしてそうでないときは、m:math
要素の alttext
属性に続く XHTML Content Document フラグメントを優先しなければならない(must)。
> XHTML Content Document が埋め込み MathML を包含しているかどうかの信頼すべき定義として、Package Document の manifest item
要素の mathml [Publications301] プロパティを考慮しなければならない(must)。
リーディングシステムは、特定の Presentation MathML マークアップ(たとえば、Text-to-Speech (TTS) エンジンからの出力など)を使用して、動的に必要な代替テキストレンダリングを生成できるようにするべきである(should)。対応していないリーディングシステムをサポートするために、代替テキストコンテンツは、XHTML Content Document 内に m:math
要素が出現するたびに包含するべきである(should)。
m:math
要素の alttext
属性は、短い代替テキストの実行に十分なとき、この主にこの目的のために使用されるべきである(should)。より多くの代替テキストが必要とされるとき、XHTML Content Document フラグメントを使用するべきである(should)。(リーディングシステムは、定義済み優先順位を使用してこれら二つの代替テキストの位置を問い合わせることに注意されたい。)
リーディングシステムの前方互換を目的とするために、フォールバック画像を、m:math
要素の altimg
属性を使用して提供してもよい(may)。寸法と位置合わせの属性(altimg-width
と altimg-height
、altimg-valign
)は、altimg
属性と組み合わせて使用することを推奨する(recommended)。
全ての参照された Publication Resource は、EPUB Publications - コンテンツの適合性 [Publications301] で定義されている Publication Resources のための制約に準拠しなければならない(must)。
XHTML Content Document は、[SVG] の(参照を介しての埋め込み、たとえば、img
や object
要素による) 参照と、(XHTML Content Document 内の svg:svg
要素の直接な包含を介しての埋め込みによる)包含による SVG 1.1 document fragments の埋め込みをサポートする。
XHTML Content Document に埋め込まれた SVG のコンテンツの適合性の制約は、SVG 1.1 の制約の SVG Content Document ために定義されたものと同じである。
リーディングシステムは、SVG Content Documents - リーディングシステムの適合性 に定義された XHTML Content Document に埋め込まれた SVG を処理しなければならない(must)。
manifest item
要素の svg [Publications301] プロパティは、XHTML Content Document に埋め込み SVG を含んでいることを示している。
参照によって XHTML Content Document に埋め込まれた SVG のスタイリングのために、リーディングシステムは、参照先の SVG 文書に含まれる文書の CSS スタイルルールを適用してはならない(must not)。
包含によって XHTML Content Document に埋め込まれた SVG のスタイリングのために、リーディングシステムは、包含された SVG 要素に含まれている文書の CSS ルールを適用しなければならない(must)。
参照によって包含された SVG は、別の文書のように処理され、SVG Content Document と同様に独自の CSS スタイルルールを包含してもよい(may)。これは、外部の [HTML5] 要素を参照する [HTML5] object
要素の状況と一致していると注意されたい。
本セクションは、Unicode 文字のレパートリーの制約を記載する。
rp
要素> [HTML5] rp
要素は、ruby マークアップを見分けられない古いバージョンのリーディングシステムためのフォールバック(省略可能な丸括弧表示で囲む ruby
マークアップ)の提供を意図している。EPUB 3 リーディングシステムが ruby を認識し、またフォールバックを提供できるなら、Content Document 内の rp
要素の使用は推奨されない。
embed
要素> [HTML5] embed
要素は、スクリプトをサポートしないリーディングシステムのために、フォールバックを提供するための固有の設備を提供しないので、参照されたリソースにスクリプトの構成要素があるときは使用を推奨しない。製作者は、代わりに object
要素を使用するべきである(should)。
このセクションは有益な情報である。
Scalable Vector Graphics (SVG) 1.1 (第2版) 仕様書 [SVG] は、最終型のベクターグラフィックとテキストを表現するためのフォーマットを定義する。
EPUB 出版物は、典型的に、トップレベルの文書型に XHTML Content Documents を使用するが、SVG Content Document の使用も許可されている。SVG は、典型的に、最終型のページ画像がコンテンツの唯一な適切な表現である場合など、(たとえば、マンガやコミックブックのコンテクスト内では、そうであるかもしれない)特殊な状況でのみ使用する
本セクションは、[SVG] 文書のプロファイルを定義する。この仕様に準拠した XML 文書のインスタンスは Core Media Type であり、SVG Content Document としてこの仕様と兄弟仕様書を参照している。
本セクションは SVG Content Document のための適合性の制約を定義している。XHTML Content Document に埋め込まれた SVG のための適合性の制約は埋め込み SVG を参照されたい。
SVG Content Document は次の基準をすべて満たさなければならない(must):
> XML 適合性 [Publications301] で定義されている XML 文書のための適合性の制約を満たさなければならない(must)。
> SVG Content Document スキーマで定義されている SVG Content Document スキーマに妥当で、SVG 1.1 の制限で述べられている全てのコンテンツの適合性の制約に準拠した SVG 1.1 document fragment でなければならない(must)。
> [SVG Access] で与えれているアクセシビリティのガイドラインに順守すべきである(should)。
> SVG Content Document のファイル名は、拡張子に .svg
を使用するべきである(should)。
SVG Content Document から参照される全ての Publication Resource は、EPUB Publications - コンテンツの適合性 [Publications301] で定義された Publication Resource のための制約に準拠をしなければならない(must)。
この仕様は、以下のように SVG Content Document のコンテンツモデルと XHTML Content Document に埋め込む SVG を制限する:
> [SVG] Animation 要素と Animation event 属性は発生してはならない(must not)。
> [SVG] svg:foreignObject
要素は、[HTML5] フロー コンテンツかひとつの [HTML5] body
要素のいずれかを含めなければならない(must)。このコンテンツは、XHTML Content Documents - コンテンツの適合性で定義された XHTML Content Document model の妥当なドキュメントフラグメントを示さなければならない(must)。svg:foreignObject
要素の requiredExtensions
属性は、もし指定されているなら、http://www.idpf.org/2007/ops
を設定しなければならない(must)。
> [SVG] svg:title
要素は、妥当な XHTML Content Document のフレージング コンテンツのみを含めなければならない(must)。
適合した EPUB リーディングシステムは、SVG Content Document と XHTML Content Documents に埋め込む SVG の処理のための次の基準をすべて満たさなければならない(must):
> [SVG] 機能(Feature strings を参照)の http://www.w3.org/TR/SVG11/feature#Animation
と http://www.w3.org/TR/SVG11/feature#AnimationEventsAttribute
を引いた機能文字列 http://www.w3.org/TR/SVG11/feature#SVG-dynamic
に相当する SVG の言語機能をサポートしなければならない(must)。
> Scripted Content Documents - リーディングシステムの適合性で定義されているリーディングシステムの適合性の基準を満たさなければならない(must)。
> SVG Viewport を持つ場合、[SVG] の Section 6 で定義されているように CSS を使用した SVG の視覚レンダリングをサポートしなければならず(must)、この仕様の Appendix N で定義されている全てのプロパティをサポートすべきである(should)。埋め込み SVG の場合、埋め込み SVG と CSS で定義されている制約にも適合しなければならない(must)。
> SVG 要素内で読者によるテキストの選択と検索をサポートするべきである(should)。
> XHTML Content Document fragments の存在を表すものとして svg:switch
と svg:foreignObject
要素が表れるとき requiredExtensions 属性の値 http://www.idpf.org/2007/ops
を許可しなければならない(must)。
> EPUB XHTML Content Document に埋め込み SVG を包含しているかどうかの正式な定義として Package Document の manifest item
要素の svg [Publications301] プロパティを考慮しなければならない(must)。
XHTML 意味の変化で定義された構文とセマンティクスは、SVG Content Document 内の epub:type
と epub:prefix
属性の使用するために継承される。
epub:prefix
属性の使用は、SVG Content Document のルート svg
要素で有効である。埋め込まれた SVG に使用された接頭辞は、XHTML の意味の変化に定義されてるように、[HTML5] ルートの html
要素で宣言されなければならない(must)。
EPUB Content Document は、個別の基本的な仕様([HTML5] と [SVG])でこのために定義された設備を使用してスクリプトを含まなければならない(may)。EPUB Content Document がスクリプトを含むとき、この仕様や Scripted Content Document のような兄弟仕様書を参照する。このラベルは、それらが HTML5 forms のインスタンスを含む時、XHTML Content Document に適用する。
この仕様は、スクリプトが現れてもよい(may)二つのコンテクストを定義する:
[HTML5] の script
要素のインスタンスは、Top-level Content Document を包含する。
[HTML5] script
要素のインスタンスは、[HTML5] object
、iframe
、embed
要素のいずれかを使用して親の Content Document に埋め込まれている EPUB Content Document に包含する。
上記の定義されたコンテクストの両方で、JavaScript のコードは、script
要素内に直接埋め込まれるか、src
属性経由で参照されているどうかは、実行するコンテクストに差はない。
どちらのコンテクストのスクリプトも、リーディングシステムがそこに設置するかもしれない権利と制約を決定して利用する。(すべてのリーディングシステムが同じスクリプト機能を提供しないことを)順守しなければならない(must)いくつかの固有の要求事項については、コンテンツの適合性とリーディングシステムの適合性を参照されたい。
> 例
次の例は Package Document と見なす:
<package …> … <manifest> … <item id="chap01" href="scripted01.xhtml" media-type="application/xhtml+xml" properties="scripted"/> <item id="inset01" href="scripted02.xhtml" media-type="application/xhtml+xml" properties="scripted"/> <item id="slideshowjs" href="slideshow.js" media-type="text/javascript"/> </manifest> <spine …> <itemref idref="chap01"/> … </spine> … </package>
そして付随するファイルである scripted01.xhtml
:
<html …> <head> … <script type="text/javascript"> alert("Reading System name: " + navigator.epubReadingSystem.name); </script> </head> <body> … <iframe src="scripted02.xhtml" … /> … </body> </html>
そして付随するファイルである scripted02.xhtml
:
<html …> <head> … <script type="text/javascript" href="slideshow.js"></script> </head> <body> … </body> </html>
これらの例から、以下に当てはまる:
文書は spine から参照されるので、scripted01.xhtml
の head
にある script
要素内のコードは、spine-level のスクリプトであり、
そこで発生した HTML ファイルは、iframe
要素を介して scripted01.xhtml
に包含されるので、scripted02.xhtml
の script
要素内のコードは container-constrained のスクリプトである。
> container-constrained スクリプトは、親の Content Document または EPUB 出版物内の他のコンテンツの DOM を変更する指示を包含してはならず(must not)、含んでいる矩形のサイズを操作するための指示を包含してはならない(must not)。
> spine-level スクリプトを包含している EPUB Content Documents は、この仕様の目的のために次のように定義されている、プログレッシブ・エンハンスメントの技法を利用しなければならない(must)。ドキュメントが、スクリプトのサポートしない、またはスクリプトのサポートが無効になっているリーディングシステムによってレンダリングされるとき、top-level ドキュメントコンテンツは、どんな情報も失われたり、他の重要な劣化なしに読者によって消費できるように整合性を保たなければならない(must)。
> (任意の内包モデルを使用して)スクリプトを包含している EPUB Content Documents は、すべての読者によって消費できるコンテンツを確保する関連性のあるアクセシビリティの技法を採用するべきである(should)。[WAI-ARIA] [WCAG20]
> (任意の内包モデルを使用して)スクリプトを包含している EPUB Content Documents は、固有のフォールバックメカニズム(例えば [HTML5] object
と canvas
要素のためにそれらを利用できるもの)を使用するかそれとも固有のフォールバックを適用できないとき、manifest-level [Publications301] フォールバックを使用して、そのようなコンテンツのためにフォールバックを提供してもよい(may)。
manifest item
要素の scripted [Publications301] プロパティは、EPUB Content Document は Scripted Content Document であることを示している。
EPUB リーディングシステムのスクリプトのサポートは省略可能(optional)である。スクリプトをサポートするリーディングシステムは、次の基準を満たさなければならない(must):
> container-constrained スクリプトをサポートしなければならなず(must)、spine-level スクリプトをサポートしてもよい(may)。
> [HTML5] に従ったスクリプトのユーザーエージェントとして、インタラクティブな Scripted Content Document をレンダリングしてもよい(may)。
> 親の Content Document または EPUB 出版物内の他のコンテンツの DOM を変更する container-constrained スクリプトを許可してはならない(must not)、含んでいる矩形のサイズを操作するための指示を包含してはならない(must not)(注:たとえスクリプトは container-constrained でなくても、リーディングシステムは、変更に制約を強要してもよい(may)(dom-manipulation feature を参照されたい))。
> スクリプトの実行時に提供される機能に追加の制限を加えてもよい(may)(例えば、ネットワークの制限)。
> 付録 A, JavaScript epubReadingSystem オブジェクトで定義されている JavaScript の navigator
拡張オブジェクト epubReadingSystem
を実装しなければならない(must)。container-constrained スクリプトのコンテクストの機能で定義されている dom-manipulation
と layout-change
機能もサポートしなければならない(must)。
> EPUB Content Document にスクリプトを包含しているかどうかの正式な定義として Package Document の manifest item
要素の scripted [Publications301] プロパティを考慮しなければならない(must)。
スクリプトをサポートしないリーディングシステムは、次の基準を満たさなければならない(must):
> Scripted Content Documents のためのフォールバックで定義されているスクリプトコンテンツのためのフォールバックを処理をしなければならない(must)。
リーディングシステムは、他の EPUB の機能を無効にしたり、または(例えば、改ページの無効による)異なるレンダリングやユーザーエクスペリエンスを提供する方法で Scripted Content Documents をレンダリングしてもよい(may)。
container-constrained モデルの使用を制限を選択する製作者は、スクリプトと非スクリプトコンテンツの間でより一貫性のあるユーザーエクスペリエンス(例えば、一貫性のあるページネーションの挙動)を確保するでしょう。
製作者は、これらの EPUB 出版物の互換性や寿命、アクセシビリティを向上させ、可能な時はスクリプトの包含を避ける現実的な宣言の技法を使用するべきである(should)。
このセクションは有益な情報である。
すべての EPUB 製作者とリーディングシステムの開発者は、スクリプトコンテンツが、リーディングシステムによって実行されるときに発生するセキュリティ問題に注意する必要がある。リーディングシステムとブラウザによって採用されている基本的なスクリプトモデルが同じであるように、Web コンテクスト内で発生した問題と同じ種類を考慮しなければならない(must)。
各リーディングシステムは、特定のドキュメント内のスクリプトが信頼できるかそうでないかを、はっきりさせるべきである(should)。全てのスクリプトが、信頼できない(そして潜在的に悪意のある)ものとして処理され、攻撃のすべてのベクトルが分析され、保護されるのを推奨する。具体的には、以下を考慮するべきである(should)。
ランタイム環境への攻撃(例えば、読者のハードドライブからファイルを盗む)、
リーディングシステム自体への攻撃(例えば、読者の本のリストを盗んだりまたは予想外の動作を引き起こす)、
他に対するある Content Document の攻撃(例えば、他のドキュメントに存在するデータを盗む)、
ドキュメントの暗号化された部分に対する非暗号化のスクリプトの攻撃(例えば、保護されているコンテンツを抽出する悪意のあるスクリプトの注入)、
ローカルネットワークへの攻撃(例えば、ファイアーウォールの背後にあるサーバからデータを盗む)。
以下の推奨事項は、信頼できないスクリプトを処理するためのガイドとして提供する:
ブラウザベースのセキュリティは、ドキュメントの URL とドメインに大きく依存してるように、一意のドメインが各 Content Document に割り当てられているように、リーディングシステムは動作するべきである(should)。この提案を採用することで、外部URLやクッキー、DOM ストレージなどへアクセスを制限して、互いと他のインターネットドメインからドキュメントを分離する。
スクリプトとネットワークアクセスが有効なリーディングシステムは、ネットワークのアクティビティが発生していること、そして/または、それらを無効にできることを利用者に通知する手法の包含を考慮するべきである(should)。
実際には、リーディングシステムは、ドキュメントを跨いでドメインを共有してもよいが(may)、それらはまだドキュメント間の分離を維持するべきである(should)。
ドキュメンの一部が暗号化され、そして他の一部がそうでないとき、または異なる暗号化キーがドキュメントの異なる部分に使用されているとき、一意のドキュメントごとのドメインは、十分な保護が提供できないかもしれない。
リーディングシステムに永続的なデータの保存を許可するとき、そのデータを慎重に処理するべきである(should)。スクリプトは、クッキーや DOM ストレージを通じて永続的なデータを保存してもよいが(may)、リーディングシステムは、そのような試みをブロックしてもよい(may)。データの保存を許可しているリーディングシステムは、他の関係のないドキュメント(例えば、偽装されているもの)で利用することができないことを保証しなければならない(must)。具体的には、一致するドキュメントの識別子(もしくは同様のメタデータ)のチェックは、永続的なデータへのアクセスを制御するのに妥当な方法ではない。
ローカルストレージを許可しているリーディングシステムは、読者のためにデータの調査、無効化または削除の手段として提供するべきである(should)。対象の EPUB 出版物を削除するとき、それのデータは破壊されるべきである(should)。
これらの推奨事項への順守は、上に挙げた可能性のある攻撃からの保護を保証しないことを注意されたい。開発者は、それらのリーディングシステムのコンテクスト内のそれぞれの潜在的な脆弱性を調査しなければならない(must)。
このセクションは有益な情報である。
リーディングシステムは、[HTML5] のような DOM のイベントモデルに従い、これらのイベントに関連付けられている標準のアクションを実行する前に、スクリプト環境に UI イベントを渡すべきである(should)。リーディングシステムの開発者は、潜在的に悪意のあるスクリプトがこれらのリーディングシステムに影響を与えることができる範囲を制限するために、スクリプトが重要な機能(たとえばナビゲーションなど)を無効にできないことを保証するべきである(should)。結果として、スクリプト環境は、いかなるイベントの標準アクションをキャンセルできるべきである(should)が、一部のイベントは通過させないかもしれないしキャンセルできないかもしれない。
製作者は、これらの EPUB 出版物にスクリプト機能を加えるとき、リーディングシステムの実装の可能性を考慮するべきである(should)。(例えば、デバイスのすべてが物理キーボードを備えているわけではなく、多くの場合、ソフトウェアキーボードが、テキストのインプット要素のためのに有効化される。)したがって、キーボードのイベントのみに頼るのは推奨されない。目的のアクションのトリガーとなる代替の方法は、常に提供されるべきである(should)。
このセクションは有益な情報である。
このセクションは、Package Document に pre-paginated として示された EPUB Content Document の寸法のプロパティの表現と解釈のための規則を定義する。
この仕様は、初期包含ブロックがどのようにリーディングシステムのコンテンツ表示エリア内に配置されるかを定義しない。
ページ分割された様式(つまり、固定の幅や高さの寸法を持つ)でレンダリングされる Rendition または個々の spine 項目を指定する方法についての情報は Fixed-Layout プロパティ [Publications301] を参照されたい。
適合する EPUB リーディングシステムは、Fixed-Layout Document を処理するための以下の基準をすべて満たさなければならない(must)。
> ドキュメントにすべてのコンテンツレンダリングエリアを割り当てるべきである(should)。
> XHTML Content Document をレンダリングするのに meta
タグの viewport 内で表現する宣言を使用しなければならない(must)が、パッケージの rendition:viewport プロパティ [Publications301] プロパティからこれらの寸法を取得してもよい(may)。
> SVG Content Document をレンダリングするのに viewBox
属性内で表現される宣言を使用しなければならない(must)が、パッケージの rendition:viewport プロパティ [Publications301] プロパティからこれらの寸法を取得してもよい(may)。
> パッケージの rendition:viewport プロパティ [Publications301] プロパティが不一致の場合、コンテンツ内で表現される宣言を使用しなければならない(must)。
Fixed-Layout Document をレンダリングするとき、コンテンツのレンダリングエリアのデフォルトの意図は、できるだけ利用可能なアプリケーションのスクリーンエリアの多くを占めるようにするべきである(should)。リーディングシステムは、ビューポートもしくはビューポートを囲むアプリケーションエリアに例えばボーダーまたはマージン、ヘッダー、フッターなどの追加のコンテンツを入れるべきではない(should not)。
読者へのリーディングシステムをコントロールするウィジェットは、上記の期待される挙動に包含されていない。
pre-paginated 値のセットを持つ spine 項目から参照された各 EPUB Content Document は、Rendition のグローバル rendition:layout プロパティ [Publications301] または Spine による上書き [Publications301] を介して設定されているかどうかに関わらず、次に定義されている(XHTMLの)viewport または(SVGの)viewBox
の寸法の表現を含まなければならない(must)。
XHTML Content Document と SVG Content Document の両方のために、寸法の表現は、CSS Pixels [CSS2.1] で表現された CSS 初期包含ブロック(ICB)で定義する。
XHTML Content Document についての ICB の寸法は、[MetaTags] で定義された構文を使用して meta
タグの viewport で表現されなければならない(must)。この仕様のこの版では、幅と高さの表現のみ、リーディングシステムによって認識されなければならない(must)。
次の例は、meta
タグの viewport を示している。
<head> … <meta name="viewport" content="width=1200, height=600"/> … </head>
リーディングシステムは、meta
タグの viewport で宣言された ICB 寸法に XHTML コンテンツを切り抜かなければならず(must)、初期包含ブロックの外側に位置するコンテンツは見えないであろう。ICB の縦横比がリーディングシステムのコンテンツ表示領域の縦横比と一致していないとき、リーディングシステムはユーザインタフェースに順応するため領域内の ICB を配置してもよく(may)、つまり、レターボックスがコンテンツの片側もしくは両側に表示されてもよい(may)。
本セクションは、XHTML Content Document のスタイリングのために使用するのを意図した Cascading Style Sheets (CSS) のプロファイルを定義する。本プロファイルに準拠している CSS Style Sheet のインスタンスは Core Media Type であり、EPUB Style Sheet として、この仕様と兄弟仕様書を参照する。
EPUB 3 CSS Profile は、まだ進行中の作業である CSS specification を参照し、互換性のない方法で変更されるかもしれない。そのような仕様書の機能を利用するとき、製作者は、互換性とドキュメントの寿命に与える潜在的な影響の関して固有のリスクを考慮するべきである(should)。
EPUB 3 CSS Profile は、以下に記述するように、CSS3 プロパティ名の制限のために -epub- 接頭辞の利用を採用する。これらのプロパティで定義している CSS3 モジュールが成熟し安定であるとして、EPUB のオーサリングガイドラインは、製作者に、EPUB 3 Style Sheet でこれらのプロパティの接頭辞のない対等の語句を包含することを即してもよい(may)。
準拠している EPUB Style Sheet は次の基準をすべて満たさなければならない(must):
> EPUB 3 CSS Profile に指定されているすべてのコンテンツの制約に順守しなければならない(must)。
> EPUB 3 CSS Profile に明示的に識別されていない構成要素を包含してもよい(may)が、そのような追加の構成要素に依存せず、忠実にレンダリングできるように書くべきである(should)。
> UTF-8 または UTF-16 でエンコードしなければならない(must)。
CSS Style Sheet から参照されている全ての Publication Resource は、EPUB Publications - コンテンツの適合性 [Publications301] で定義されている Publication Resource の制約に準拠しなければならない(must)。
> CSS Viewport を持つリーディングシステムは、EPUB 3 CSS Profile で特に記述がない場合を除いてこのプロファイルに包含されているすべての CSS の構成要素(Viewport に相当する仕様書に定義されているようなレンダリング)をサポートするべきである(should)。
> リーディングシステムは、EPUB 3 CSS Profile で明示的に識別されていない CSS の構成要素の追加をサポートしてもよく(may)、[CSS2.1] で定義されているようなサポートされていない構成要素も処理しなければならない(must)。
リーディングシステムは、CSS レンダリングのサポートを考慮するさまざまな可能性があり、EPUB Style Sheet の一部または全てのスタイル情報を無視してもよい(may)。
さらに、リーディングシステムが CSS Viewport を持っていないときでも、それは典型的な HTML5 ユーザーエージェント(例えば、無限にスクロールする面ではなくコンテンツの改ページ)とは異なる方法でコンテンツのレンダリングをする可能性がある。
EPUB 3 CSS Profile のスタイル基準は、Cascading Style Sheets Level 2 Revision 1 [CSS2.1] である。プロファイルは、以下の例外のある [CSS2.1] に定義されている規範的な全てのスタイルシートの構成要素を包含する:
position プロパティの absolute
値は、rendition:layout プロパティ [Publications301] に pre-paginated を持つ XHTML Content Documents のみで使用するべきである(should)。
position プロパティの fixed
値は、EPUB 3 CSS Profile の一部ではない。潜在的なレンダリングと互換性の問題を回避するため、EPUB Style Sheet に包含するべきではない(should not)。
direction と unicode-bidi プロパティは、EPUB Style Sheet に包含してはならない(must not)。製作者は、代わりに、向きの情報を示す適切な [HTML5] マークアップを使用するべきである(should)。
CSS Viewport を持つリーディングシステムは、font-family プロパティをサポートしなければならない(must)。
EPUB 3 CSS Profile は、[CSS2.0] に定義されている list-style-type プロパティの値として以下を包含している:
cjk-ideographic
hebrew
hiragana
hiragana-iroha
katakana
katakana-iroha
EPUB 3 CSS Profile は、[CSS3Speech-20110818] で定義されている構文を使用する CSS3 Speech Module [CSS3Speech] と [CSS3Speech] で定義されているセマンティクスから以下のプロパティの -epub- 接頭辞版を包含する:
-epub-cue
-epub-pause
-epub-rest
-epub-speak
-epub-speak-as
-epub-voice-family
合成音声に関連する EPUB 3 の機能の詳細な情報については、テキスト読み上げ [EPUB3Overview] を参照されたい。
EPUB 3 CSS Profile は、[CSS3Fonts-20110324] で定義されている構文と [CSS3Fonts] で定義されているセマンティクスを使用し、CSS Fonts Module Level 3 [CSS3Fonts] 仕様書で定義されている @font-face ルールと記述子を包含している。
CSS Viewport を持つリーディングシステムは、@font-face ルールを使用して埋め込みの OpenType [OpenType] と WOFF [WOFF] フォントをサポートしなければならない(must)。
フォントフォールバック処理の要件については、埋め込みフォントの固有のフォールバック [Publications301] を参照されたい。
リーディングシステムは、少なくとも以下の @font-face ルールの記述子をサポートしなければならない(must)。
font-family
font-style
font-weight
src
unispan-range
@font-face ルールをサポートしていない EPUB 2 リーディングシステムの前方互換のために、製作者は、font-family プロパティを使用して汎用フォントを参照するべきである(should)。
EPUB 3 CSS Profile は、[CSS3Text-20110412] で定義されている構文と [CSS3Text] で定義されているセマンティクスを使用して、CSS Text Level 3 [CSS3Text] 仕様書の以下のプロパティの -epub- 接頭辞版を包含している。
-epub-hyphens*
-epub-line-break
-epub-text-align-last
-epub-word-break
* -epub-hyphens プロパティは、all
の値のサポートを包含していない。
さらに、EPUB 3 CSS Profile は、EPUB 3 CSS Profile(-epub-fullwidth
と -epub-fullsize-kana
のそれぞれ)の接頭辞のない fullwidth
と fullsize-kana
の値の例外を除いて、[CSS3Text] で定義されているセマンティクスと [CSS3Text-20110412] で定義されている構文を使用して、CSS Text Level 3 から接頭辞のない text-transform プロパティを包含している。
CSS Text Level 3 モジュールは、EPUB 3.0 版の fullsize-kana
値のサポートを落としていることに注意されたい。EPUB3 CSS 3 プロファイルは、この値を保持しているが、現状は以下のセマンティクスを定義する:
-epub-fullsize-kana
この値は、付録 B -epub-fullsize-kana
文字マッピング参照に示されるように、ひらがなとカタカナのマッピングを表している。この値は、典型的に日本語のルビ注釈のために使用される。
EPUB 3 CSS Profile は、[CSS3TextDecoration-20130103] に定義されている構文と [CSS3TextDecoration] に定義されているセマンティクスを使用して、[CSS3TextDecoration] 仕様から次のプロパティの -epub- と接頭辞として付けたバージョンを包含する。
-epub-text-emphasis
-epub-text-emphasis-color
-epub-text-emphasis-position
-epub-text-emphasis-style
-epub-text-underline-position
以下の注記のような direction と unicode-bidi プロパティの例外を除いて、EPUB 3 CSS Profile は、[CSS3WritingModes-20110428] で定義されている構文と [CSS3WritingModes] で定義されているセマンティクスのプロパティ名に -epub- を付けた CSS Writing Modes Module Level 3 [CSS3WritingModes] 仕様書で定義されている機能の全てを包含している。
さらに、[CSS3WritingModes-20121115] で規定されているように、"sideways
" と "mixed
" の両方は、-epub-text-orientation プロパティの値として許可されている。このプロパティの値、"vertical-right
" と "rotate-right
"、"rotate-left
"、"rotate-normal
"、"auto
" は非推奨である。
"vertical-right
" と "rotate-right
"、"rotate-left
"、"rotate-normal
"、"auto" の意味は、それぞれ [CSS3WritingModes] における "mixed
" と "sideways-right
"、"sideways-left
"、"sideways
"、"use-glyph-orientation
" と同じである。
-epub-text-combine プロパティは、廃止予定で、[CSS3WritingModes-20121115] から -epub-text-combine-horizontal プロパティが追加された。
-epub-text-combine プロパティの値は、次の 'none
' は 'none
' そして 'horizontal
' は 'all
' のように -epub-text-combine-horizontal にマップできる。構文の 'horizontal
<number>' はエラーとして処理する。
[CSS3WritingModes] の direction と unicode-bidi プロパティは、EPUB 3 CSS Profile に包含していない。製作者は、代わりに、向きの情報を示す適切な [HTML5] マークアップを使用するべきである(should)。
EPUB 3 CSS Profile は、Selectors Level 3 [Selectors] 仕様のサポートを包含する。
EPUB 3 CSS Profile は Media Queries [MediaQueries] 仕様書で定義されているメディアクエリーの @media と @import ルールを包含している。
EPUB 3 CSS Profile は、スタイルシートのための標準の名前空間の宣言と名前空間に接頭辞を付けた [CSS Namespaces] で定義されている @namespace ルールを包含している。
EPUB 3 CSS Profile は、column-span プロパティを除いた CSS Multi-column Layout Module [CSSMultiCol] 仕様書で定義されているすべての機能を包含する。
製作者は、この挙動は不安定で変更されるかもしれないので、オーバーフロー状態のカラムの挙動に依存するべきではない(should not)。
ページネーションのアルゴリズムは CSS で完全に定義されていない。製作者は、従って、リーディングシステムによって異なる正確なページネーションの位置に期待するべきである(should)。
リーディングシステムは、column-count プロパティのためのエイリアスのような oeb-column-number プロパティを処理しなければならない(must)。EPUB Style Sheets の oeb-column-number プロパティの使用は推奨されておらず、この適合性要件は、EPUB の次の主要なバージョンから削除されるかもしれない。
EPUB 3 CSS Profile は以下の定義のような -epub-ruby-position プロパティを包含している:
名前: | -epub-ruby-position |
値: | over | under | inter-character |
初期値: | over |
適用対象: | ruby text 要素 |
継承: | yes |
パーセンテージ: | 利用不可 |
メディア: | visual |
算出値: | 指定値 |
このプロパティは、ベースとなるテキストを対してルビテキストの配置を制御している。値は以下の意味を持っている:
-epub-ruby-position プロパティは、CSS Ruby Module [CSS3Ruby] の ruby-position プロパティのためのエイリアスとなる。
oeb-page-head と oeb-page-foot
値は、非推奨となり、EPUB の将来の版から削除もしくは置き換えられることが可能性がある。
製作者は、現行のヘッダーまたはフッターに定義するために EPUB Style Sheet にこれらの値を包含したままでもよい(may)。より詳細な情報は、[ContentDocs30] の oeb-page-head oeb-page-foot の定義を参照されたい。
このセクションは有益な情報である。
W3C 発音語彙仕様書 [PLS] は、自動音声認識と Text-to-Speech (TTS) エンジンの使用による XML ベースの発音語彙のための構文とセマンティクスを定義している。
以下のセクションは、EPUB 出版物を包含している PLS 文書のための基準と、XHTML Content Document に PLS Documents を結びつけるためのルールを適合性を定義している。
合成音声に関連する EPUB 3 の機能の詳細な情報は、テキスト読み上げ [EPUB3Overview] を参照されたい。
適合した EPUB 出版物は、PLS Documents に含むために次の基準をすべて満たさなければならない(must):
> PLS Documents は、XHTML Content Document に関連付けてよい(may)。それぞれの XHTML Content Document は、0以上の PLS Document を関連付けて含んでもよい(may)。
> PLS Documents は、pronunciation に設定される rel
属性を持った [HTML5] の link
要素と PLS media type (application/pls+xml
) に設定される type
属性を使用して、それを適用した XHTML Content Document に関連付けられねばならない(must)。
> link
要素 hreflang
属性 それぞれの PLS link
に指定するべきであり(should)、その値が指定されたとき、発音語彙が関連している言語 [PLS] に一致しなければならない(must)。
> PLS Documents は、PLS Documents - コンテンツの適合性 で定義されたコンテンツの適合性の基準に満たさなければならない(must)。
> PLS Documents は、EPUB Publications - コンテンツの適合性 [Publications301] で定義されているような表現と配置にしなければならない(must)。
> 例
次の例は、XHTML Content Document に関連付けられた二つの PLS Documents(中国語とモンゴル語のためのもの)を示している。
<html … > <head> … <link rel="pronunciation" type="application/pls+xml" hreflang="zh" href="../speech/zh.pls"/> <link rel="pronunciation" type="application/pls+xml" hreflang="mn" href="../speech/mn.pls"/> </head> … </html>
Core Media Type Resource とみなすために、PLS Document は次の基準をすべて満たさなければならない(must):
> XML 適合性 [Publications301] で定義された XML 文書ための適合性の制約を満たさなければならない(must)。
> URI http://www.w3.org/TR/pronunciation-lexicon/pls.rng
[PLS] で利用できる PLS 文書のための RELAX NG スキーマに妥当でなければならない(must)。
> PLS Document のファイル名はファイル拡張子の .pls
を使用するべきである(should)。
適合した EPUB リーディングシステムは、PLS Documents の処理のための次の基準をすべて満たさなければならない(must):
> Text-to-Speech (TTS) 機能を持ったリーディングシステムは、PLS をサポートするべきである(should)。
> PLS をサポートするリーディングシステムは、[PLS] で定義されているように PLS ドキュメントを処理しなければならない(must)。
> PLS をサポートするリーディングシステムは、発音語彙が関連している言語 [PLS] に一致する language [HTML5] は現在の XHTML Content Document 内のすべてのテキストノードに供給された発音命令を適用しなければならない(must)。言語タグを一致させるためのアルゴリズムは BCP47 で定義されている。
> 発音ルールが、特定の言語に特定の文字列の対象に対して複数指定されているとき、ルールの最後の発生は、任意の事前に定義された発音ルールがオーバーライトするこのような方法で、優先される。
> PLS と SSML 属性をサポートするリーディングシステムは、ssml:ph
属性経由で提供される任意の発音命令が ssml:ph
属性を含んでいる要素のテキストノードに一致する pls:grapheme
に優先することを許可しなければならない(must)。
ReadingSystem = navigator.epubReadingSystem;
epubReadingSystem
オブジェクトは、Scripted Content Document が、読者のリーディングシステムに関する情報を照会できるインターフェースを提供する。
オブジェクトは、その名前とバージョンなどのようなリーディングシステムに関するいくつかのプロパティを表示し、そのサポートする機能を決定するために呼び出すことができる hasFeature メソッドを提供する。
現在のリーディングシステムの名前を表示させる JavaScript の関数の例。
alert("Reading System name: " + navigator.epubReadingSystem.name);
以下のプロパティで、リーディングシステムに関する情報を読み出せるようにしなければならない(must)。
名前 | 概要 |
---|---|
name | リーディングシステム(例えば、"iBooks " や "Kindle ")の名前を表す String 値を返す。 |
version | リーディングシステム(例えば、"1.0 ", "2.1.1 ")のバージョンを表す String 値を返す。 |
layoutStyle |
コンテンツのレイアウトのスタイルを表す リーディングシステムは、典型的に " |
hasFeature(feature[, version])
認識機能のために、hasFeature
メソッドは、いずれのバージョンをサポートしているかを示す boolean 値を返す。
省略可能な version
パラメータを包含しているならば、返り値は、指定されたバージョンのみサポートすることを示す。
メソッドは、機能がリーディングシステムで認識されないときは undefined
を返す。
現在のリーディングシステムが DOM のスクリプト操作をサポートしているかどうかを表す JavaScript の関数の例。
var feature = "dom-manipulation"; var conformTest = navigator.epubReadingSystem.hasFeature(feature); alert("Feature " + feature + " supported?: " + conformTest);
(spine-level や container-constrained の)スクリプトをサポートしているすべてのリーディングシステムによって認識されなければならない(must)機能を、以下の表に記述する。リーディングシステムは、これらの機能(詳細は Scripted Content Documents - リーディングシステムの適合性を参照されたい)の一部または全てをサポートしてもよい(may)。
機能の名前は大文字と小文字を区別しない。
名前 | 概要 |
---|---|
dom-manipulation |
スクリプトは、ドキュメントの DOM(spine-level スクリプトのみ適用される)に構造の変更をしてもよい(may)。 |
layout-changes |
スクリプトは、コンテンツのレイアウト(spine-level スクリプトのみ適用される)に影響を及ぼす属性と CSS スタイルの変更をしてもよい(may)。 |
touch-events |
デバイスはタッチイベントをサポートしており、リーディングシステムは、コンテンツにタッチイベントを渡す。 |
mouse-events |
デバイスはマウスイベントをサポートしており、リーディングシステムはコンテンツにマウスイベントを渡す。 |
keyboard-events |
デバイスはキーボードイベントをサポートしており、リーディングシステムはコンテンツにキーボードイベントを渡す。 |
spine-scripting |
Spine-level スクリプトをサポートしている。 |
リーディングシステムがこのセクションで定義された機能をサポートしているなら、バージョンのパラメータセットなしに問い合わせるとき、パラメータに "1.0
" の値をセットするときはいずれも true
値を返さなければならない(must)。そうでなければ、false
を返さなければならない(must)。リーディングシステムの開発者は、この仕様から独立してこの機能のバージョン番号を変更するべきではない(should not)。
追加機能は、リーディングシステムの開発者により加えられてもよいが(may)、この仕様の将来のバージョンで、そのようなカスタムの追加と競合したり互換性をなくすかもしれない(may)方法でこの一覧に追加されてもよい(may)。
-epub-fullsize-kana
文字マッピング参照この付録は有益な情報である。
以下の表は、text-transform プロパティの -epub-fullsize-kana
値のための文字マッピングを提供する。
From | From Character | From Name | To | To Character | To Name |
---|---|---|---|---|---|
03041 | ぁ | HIRAGANA LETTER SMALL A | 03042 | あ | HIRAGANA LETTER A |
03043 | ぃ | HIRAGANA LETTER SMALL I | 03044 | い | HIRAGANA LETTER I |
03045 | ぅ | HIRAGANA LETTER SMALL U | 03046 | う | HIRAGANA LETTER U |
03047 | ぇ | HIRAGANA LETTER SMALL E | 03048 | え | HIRAGANA LETTER E |
03049 | ぉ | HIRAGANA LETTER SMALL O | 0304A | お | HIRAGANA LETTER O |
03063 | っ | HIRAGANA LETTER SMALL TU | 03064 | つ | HIRAGANA LETTER TU |
03083 | ゃ | HIRAGANA LETTER SMALL YA | 03084 | や | HIRAGANA LETTER YA |
03085 | ゅ | HIRAGANA LETTER SMALL YU | 03086 | ゆ | HIRAGANA LETTER YU |
03087 | ょ | HIRAGANA LETTER SMALL YO | 03088 | よ | HIRAGANA LETTER YO |
0308E | ゎ | HIRAGANA LETTER SMALL WA | 0308F | わ | HIRAGANA LETTER WA |
03095 | ゕ | HIRAGANA LETTER SMALL KA | 0304B | か | HIRAGANA LETTER KA |
03096 | ゖ | HIRAGANA LETTER SMALL KE | 03051 | け | HIRAGANA LETTER KE |
030A1 | ァ | KATAKANA LETTER SMALL A | 030A2 | ア | KATAKANA LETTER A |
030A3 | ィ | KATAKANA LETTER SMALL I | 030A4 | イ | KATAKANA LETTER I |
030A5 | ゥ | KATAKANA LETTER SMALL U | 030A6 | ウ | KATAKANA LETTER U |
030A7 | ェ | KATAKANA LETTER SMALL E | 030A8 | エ | KATAKANA LETTER E |
030A9 | ォ | KATAKANA LETTER SMALL O | 030AA | オ | KATAKANA LETTER O |
030C3 | ッ | KATAKANA LETTER SMALL TU | 030C4 | ツ | KATAKANA LETTER TU |
030E3 | ャ | KATAKANA LETTER SMALL YA | 030E4 | ヤ | KATAKANA LETTER YA |
030E5 | ュ | KATAKANA LETTER SMALL YU | 030E6 | ユ | KATAKANA LETTER YU |
030E7 | ョ | KATAKANA LETTER SMALL YO | 030E8 | ヨ | KATAKANA LETTER YO |
030EE | ヮ | KATAKANA LETTER SMALL WA | 030EF | ワ | KATAKANA LETTER WA |
030F5 | ヵ | KATAKANA LETTER SMALL KA | 030AB | カ | KATAKANA LETTER KA |
030F6 | ヶ | KATAKANA LETTER SMALL KE | 030B1 | ケ | KATAKANA LETTER KE |
031F0 | ㇰ | KATAKANA LETTER SMALL KU | 030AF | ク | KATAKANA LETTER KU |
031F1 | ㇱ | KATAKANA LETTER SMALL SI | 030B7 | シ | KATAKANA LETTER SI |
031F2 | ㇲ | KATAKANA LETTER SMALL SU | 030B9 | ス | KATAKANA LETTER SU |
031F3 | ㇳ | KATAKANA LETTER SMALL TO | 030C8 | ト | KATAKANA LETTER TO |
031F4 | ㇴ | KATAKANA LETTER SMALL NU | 030CC | ヌ | KATAKANA LETTER NU |
031F5 | ㇵ | KATAKANA LETTER SMALL HA | 030CF | ハ | KATAKANA LETTER HA |
031F6 | ㇶ | KATAKANA LETTER SMALL HI | 030D2 | ヒ | KATAKANA LETTER HI |
031F7 | ㇷ | KATAKANA LETTER SMALL HU | 030D5 | フ | KATAKANA LETTER HU |
031F8 | ㇸ | KATAKANA LETTER SMALL HE | 030D8 | ヘ | KATAKANA LETTER HE |
031F9 | ㇹ | KATAKANA LETTER SMALL HO | 030DB | ホ | KATAKANA LETTER HO |
031FA | ㇺ | KATAKANA LETTER SMALL MU | 030E0 | ム | KATAKANA LETTER MU |
031FB | ㇻ | KATAKANA LETTER SMALL RA | 030E9 | ラ | KATAKANA LETTER RA |
031FC | ㇼ | KATAKANA LETTER SMALL RI | 030EA | リ | KATAKANA LETTER RI |
031FD | ㇽ | KATAKANA LETTER SMALL RU | 030EB | ル | KATAKANA LETTER RU |
031FE | ㇾ | KATAKANA LETTER SMALL RE | 030EC | レ | KATAKANA LETTER RE |
031FF | ㇿ | KATAKANA LETTER SMALL RO | 030ED | ロ | KATAKANA LETTER RO |
0FF67 | ァ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER SMALL A | 0FF71 | ア | HALFWIDTH KATAKANA LETTER A |
0FF68 | ィ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER SMALL I | 0FF72 | イ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER I |
0FF69 | ゥ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER SMALL U | 0FF73 | ウ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER U |
0FF6A | ェ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER SMALL E | 0FF74 | エ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER E |
0FF6B | ォ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER SMALL O | 0FF75 | オ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER O |
0FF6C | ャ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER SMALL YA | 0FF94 | ヤ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER YA |
0FF6D | ュ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER SMALL YU | 0FF95 | ユ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER YU |
0FF6E | ョ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER SMALL YO | 0FF96 | ヨ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER YO |
0FF6F | ッ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER SMALL TU | 0FF82 | ツ | HALFWIDTH KATAKANA LETTER TU |
この付録は有益な情報である。
EPUB は、出版社、ベンダー、ソフトウェア開発者、および関連する標準規格の専門家を集め、協力的な努力で国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum, IDPF) によって開発されました。
EPUB 3 仕様は下に述べるリーダーシップにより2010年5月のメンバーシップによって承認された憲章の下で動作し国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum, IDPF)の EPUB Maintenance Working Group によって調整した:
ワーキンググループのアクティブメンバー:
> IDPF Members
> Invited Experts/Observers
より詳細な承認と EPUB の各バージョンへの貢献者については謝辞と貢献者 [EPUB3Overview] を参照されたい。
[AltStyleTags] Alternate Style Tags .
[CSS Namespaces] CSS Namespaces Module .
[CSS2.0] Cascading Style Sheets, level 2 - CSS2 Specification . 12 May 1998 (revised 11 April 2008).
[CSS2.1] Cascading Style Sheets Level 2 Revision 1 (CSS 2.1) Specification . 7 June 2011.
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[CSS3Fonts-20110324] CSS Fonts Module Level 3 (20110324) . 24 March 2011.
[CSS3Ruby] CSS3 Ruby Annotation Module .
[CSS3Speech] CSS3 Speech Module .
[CSS3Speech-20110818] CSS3 Speech Module (20110818) . 19 April 2011.
[CSS3Text] CSS Text Level 3 .
[CSS3TextDecoration] CSS Text Decoration Module Level 3.
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[CSS3Text-20110412] CSS Text Level 3 (20110412) . 12 April 2011.
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