]> EPUB 3 Overview(日本語訳版)

この文書は「EPUB 3 Overview」の日本語訳である。最新の文書は http://www.idpf.org/epub3/latest/overview である。原文もしくは完全な情報は、EPUB 3 Overview を参照されたい。

この日本語訳は参考である。公式な文書ではなく、翻訳・解釈の正確性を保証していない。

公開日:
2013-11-08
改定日:
2014-06-26
翻訳者:
Wataru Yoshimura

EPUB 3 Overview

2014年6月26日 Recommended Specification

この版
http://www.idpf.org/epub/301/spec/epub-overview-20140626.html
最新版
http://www.idpf.org/epub3/latest/overview
前の版
http://www.idpf.org/epub/301/spec/epub-overview-20140228.html

以前のドラフトからの変更点の差分もまた利用できる。

Editors

Garth Conboy, Google Inc.

Matt Garrish, Invited Expert

Markus Gylling, International Digital Publishing Forum (IDPF)

William McCoy, International Digital Publishing Forum (IDPF)

MURATA Makoto, JEPA EPUB Study Group

Daniel Weck, DAISY Consortium

このドキュメントは有益な情報である。

目次

1. 前置き
1.1. 概要
1.2. ロードマップ
2. 特徴
2.1. Package Document
2.2. Navigation
2.2.1. 読み上げ順
2.2.2. Navigation Document
2.3. リンク
2.4. メタデータ
2.5. Content Documents
2.6. 固定レイアウト
2.7. レンダリングと CSS
2.8. マルチメディア
2.9. フォント
2.10. スクリプト
2.11. テキスト読み上げ
2.12. コンテナ
3. 多言語サポート
3.1. メタデータ
3.2. Content Documents
3.3. CSS
3.4. フォント
3.5. テキスト読み上げ
3.6. コンテナ
4. アクセシビリティ
4.1. Navigation
4.2. Semantic Markup
4.3. 動的レイアウト
4.4. コンテンツの説明
4.5. 聴覚レンダリングと Media Overlays
4.6. フォールバック
4.7. スクリプト
A. 用語
B. 謝辞と貢献者
B.1. EPUB 3.0
B.2. EPUB 2.0.1
B.3. EPUB 1.0
参照・参考

> 1 前置き

> 1.1 概要

EPUB® 仕様は、デジタル出版物や文書のための配信と交換形式の標準である。EPUB は、単一のファイル形式で配信するために体系化と意味論的に強化された Web コンテンツ(HTML5、CSS、SVG や他のリソースを含む)のパッケージングとエンコーディングの手段を定義している。

EPUB 3、標準の第三の主要なリリースは、EPUB 出版物全体の重要な構成要素を定義する4つの仕様書のセットから構成されている:

  • EPUB Publications 3.0.1 [Publications301] は、セマンティクスと EPUB 出版物の各 Rendition ための包括的な適合性要件を定義している。

  • EPUB Content Documents 3.0.1 [ContentDocs301] は、EPUB 出版物のコンテキストで使用するための XHTML、SVG と CSS のプロファイルを定義する。

  • EPUB Open Container Format (OCF) 3.0.1 [OCF301] は、関連するリソースの集合を単一のファイル(ZIP)の EPUB Container にカプセル化するためのファイル形式と処理モデルを定義する。

  • EPUB Media Overlays 3.0.1 [MediaOverlays301] は、テキストと音声の同期のための形式と処理モデルを定義する。

EPUB は、デジタルの本(電子書籍)の形式として広く採用され、この新しい仕様は、複雑なレイアウト、リッチメディアと双方向性、グローバルなタイポグラフィの機能を含む、出版物が要求する幅広い範囲をサポートするために、形式の能力を大きく向上させている。EPUB 3 の期待は、本、雑誌、学術書、専門書や科学的な出版を含むコンテンツの幅広い範囲のために利用されるということである。

この文書は、これらの仕様書を理解したいと考えているコンテンツの著者やソフトウェア開発者のための導入を提供する。それは、EPUB 3 を構成する4つからなる仕様書のロードマップを含む有益な概要資料から構成される。

他の有益な文書、EPUB 3 Changes from EPUB 2.0.1 [EPUB3Changes] は、以前のバージョンから EPUB 3 の変更を説明するが、主に EPUB 2.0.1 から EPUB 3 への移行や両バージョンのサポートを見込んでいる製作者EPUB リーディングシステムベンダーを対象にしている。

> 1.2 ロードマップ

このセクションは、EPUB 出版物の構成要素について簡単に解説することにより EPUB 3 仕様の概要を提供する。この文書内の追加情報と仕様書へのリンクは、含まれている。

EPUB 出版物は、その最も基本的なレベルで、確実にまた予想通りに読者へそのコンテンツを表示するために、EPUB リーディングシステムに取り込まれることができるリソースがバンドルされたコレクションである。 それぞれのEPUB 出版物は、Rendition と呼ばれるひとつまたはコンテンツのレンダリングから構成される。

EPUB Container のリソースの一部は、Rendition の発見と処理を容易にするものであり、他のリソースはもとの出版物の内容を組むために用いられる。後者の EPUB Content Document は、Content Documents で説明されており、[ContentDocs301] で完全に定義されている。

EPUB 出版物のリソースは、一般的に、配布のためにファイル拡張子 .epub の ZIP ベースのアーカイブとしてひとまとめにされる。ZIP アーカイブ準拠なので、EPUB 出版物は多くのソフトウェアプログラムによって解凍できるので、これらの生産と消費の両方を単純にすることができる。コンテナ形式は、コンテナで紹介され、[OCF301] で定義されている。

コンテナ形式は、zip 圧縮されたコンテンツが EPUB 出版物であることを決定する意味(mimetype ファイル)だけでなく、有益なリソースの普遍的な名前のディレクトリも提供する(/META-INF)。これらの間のキーになるのは、(それら Package Document の)EPUB 出版物の利用可能な Rendition のルートファイルをリーディングシステムに指示する container.xml である。

Package Document は、それ自身が特定の Rendition のための一元化された情報リソースのようなもので、Rendition によって表現される特定の作品についてのメタデータを格納し、リソースの完全なリストを提供し、標準の読み上げ順を定義する。Package Document は、Package Document で説明され、[Publications301] で定義されている。

EPUB 出版物の先行する構成要素は、EPUB 3 として新しくはなく、以前に EPUB 出版物の仕事をしていた人には馴染みがあるだろうが、この版で変更と拡張がある。しかしながら、EPUB 3 に追加された新しい中核は、Media Overlay Document で、特定の Rendition のためのテキストと音声再生同期の方法を定義している。Overlay Document は、マルチメディアで説明され、[MediaOverlays301] で定義されている。

以下の例は、"Hello World" EPUB 出版物に含まれている最小限の単一 Rendition リソースを示している:

mimetype
META-INF/container.xml
Content/HelloWorld.opf
Content/HelloWorld.xhtml

概念的には単純であるが、EPUB 出版物は、この例で示されるように、ZIP パッケージ内の HTML ページや依存資産の単純な集積以上のものである。この文書の次のセクションは、読書体験を高めるのに提供する EPUB 出版物の主要な特徴と機能性についてより詳細に掘り下げている。

> 2 特徴

このセクションは、全体として EPUB 出版物の作成処理に適用される重要な構成要素とトピックを含む、EPUB の主な特徴を取り上げる。

> 2.1 Package Document

すべての EPUB 出版物の Rendition は、Rendition をレンダリングするのに必要な全てのリソースを指定する単一の Package Document を包含している。Package Document は、直線的な読書のための読み上げ順と、Rendition のためのメタデータとナビゲーション情報を関連付けもまた定義する。

Package Document は、一般的な Web サイトの大幅な改善を示している。例えば Web サイトは、そのコンテンツ内のリソースへの参照を埋め込むが、一方でリソースを識別する手段が単純で柔軟なので、それをレンダリングするために必要な全てのリソースを列挙するのは困難である。加えて、巨大な出版物のマークアップするときにページの連続性を定義する Web サイトのための標準的な方法はなく、まさにそれは EPUB の spine [Publications301] 要素が行うことである(すなわち、これは、文書の集合を通して明示的にナビゲーションを指定する外部宣言の手段を提供する)。最後に、Package Document は、ページのコレクションに全体的に適用されるメタデータを表現する標準的な方法を定義する。

Package Document は、論理的に関連した Publication Resource のグルーピングを許可し、collection [Publications301] 要素もまた包含する。この要素は、例えば、埋め込まれたプレビューコンテンツの定義やそれらを構成する XHTML Content Document から索引や辞書を組み立てる能力などの処理やレンダリングの機能、専門的なコンテンツの識別の開発を可能にするために存在する。

Package Document と他の Rendition を規定している構成は、[Publications301] で指定されている。

> 2.2 Navigation

> 2.2.1 読み上げ順

EPUB のキーコンセプトは、EPUB 出版物が複数のリソースで構成されており、それらのリソースはある特定の順番で完全にナビゲートされたり、人やプログラムによって消費できるということである。

多くの出版物の型は、そのコンテンツを通じて明確な読み上げ順か論理的な進行方向を持っている。小説は(一般的に始まり、中間、終わりを持つ)非常に連続性の高い文書の例であが、全ての出版物が順序付けられているわけではなく、料理の本や写真集は、むしろデータベースのように考えられるかもしれない。しかしながら、データ、トピック、位置、その他のいくつかの条件によるかどうかを問わず、全ての文書の全てのトップレベルコンテンツの項目は、少なくともひとつの論理的な順番を持つ(例えば、料理本は、一般的にレシピの種類によって並べられる)。

それぞれの EPUB 出版物の Rendition は、全てのトップレベルコンテンツ(spine [Publications301])の少なくともひとつの論理的な順番も宣言的な目次(EPUB Navigation Document [ContentDocs301])も定義している。EPUB 出版物は、これらのデータ構造をコンテンツの外部に機械可読な方法で利用できるようにすることで、これらの発見と利用を単純化する。

EPUB 出版物は、コンテンツの直線的な順序に制限されるものではなく、そしてまた任意の方法によるリンクを排除しないが(Web と同じように、EPUB 出版物はハイパーテキストで構成されている)、基本的な消費とナビゲーションは、HTML ページのセットには当てはまらない方法で確実に遂行できる。

> 2.2.2 Navigation Document

それぞれの EPUB 出版物の Rendition は、人間と機械が可読可能なナビゲーション情報を定義する HTML5 の nav 要素を使用した EPUB Navigation Document と呼ばれる特殊な XHTML Content Document を含んでいる。

Navigation Document は、NCX 文書 [OPS2] に取って代わり、NCX 文書を含めることは、古いリーディングシステムの下位互換ためのみ推奨される。Navigation Document は、最低限のアクセシビリティとナビゲーションのサポートと、NCX の特徴を維持しながら、全てのユーザーのためにナビゲーションを強化する新しい機能性とレンダリング機能を導入する。これらの中で重要なのは、国際化(XHTML5 文書である Navigation Document は、ルビ注釈がネイティブにサポートされた)と埋め込まれた文法(MathML と SVG は、ナビゲショーンリンク内に包含できる)のためのより良いサポートである。

XHTML Content Document として、Navigation Document もまた同様に、アクセシブルなリーディングシステムのために情報へアクセスすることに影響を与えることなく、CSS と hidden 属性 [ContentDocs301] を使用してナビゲーションの表示を調整する柔軟な手段を提供する。

Navigation Document の構造とセマンティクスは、EPUB Navigation Documents [ContentDocs301] で定義されている。

> 2.3 リンク

新しい EPUB Canonical Fragment Identifier (epubcfi) Specification [EPUBCFI] は、EPUB 出版物の内部へのリンクのための標準的な方法を定義する。

リーディングシステムでこのスキームのサポートが必須であるということは、例えば、端末を横断したブックマークや読んでいる位置の共有を容易にすることができるといった簡単な相互運用可能なリンクメカニズムを EPUB が持っているということである。

> 2.4 メタデータ

EPUB 出版物は、メタデータを追加するためにオプションの豊富な配列を提供する。各 Rendition のPackage Document は、タイトル、著者、識別子や容易にアクセスできる EPUB 出版物についての他の情報といった、EPUB 出版物についての一般的な情報ための専用のメタデータセクション [Publications301] を包含する。また、link 要素 [Publications301] を使用して完全な書誌レコードを添付する手段も提供する。

Package Document はまた、一意識別子unique-identifier 属性 [Publications301] を使用して、EPUB 出版物を確立することを許可している。Package メタデータセクション内に必要な最終更新日は、同じ ManifestationPublication Identifiers [Publications301] を参照)の異なるバージョンを区別する手段を提供し、Release Identifier を定義するこの識別子に紐付けることができる。Package Identifier は、新しいバージョンとしてを識別しながら、その Unique Identifier を変更せずに EPUB 出版物をリリースする方法の問題を解決する。

XHTML Content Documents はまた、処理とアクセシビリティの目的の両方に、より意味を持たせ便利である (意味の変化 [ContentDocs301])、豊富なメタデータで注釈をマークアップする手段を包含する。 RDFa と Microdata の両属性は、コンテンツレベルのメタデータ表現(XHTML 意味の強化 [ContentDocs301])を可能にし、XHTML Content Document に使用することができる。

> 2.5 Content Documents

それぞれの EPUB 出版物の Rendition は、[ContentDocs301] で定義された、ひとつ以上の EPUB Content Document を含む。これらは、読み取り可能なコンテンツと関連するメディアリソース(例えば、画像、音声や動画)の参照を記述する XHTML や SVG 文書である。

XHTML Content Document は、そのコンテンツが確実に操作およびレンダリングできることを確保するために、XML シリアライゼーション [HTML5] の使用を求めることは、HTML5 のプロファイルにより定義されている。このプロファイルはまた、要素レベルのメタデータのための epub:type 属性 [ContentDocs301] とマルチメディア要素の操作を宣言して関連付けるための epub:trigger 要素 [ContentDocs301] といった、さらに二つの EPUB 固有の言語構造が追加される。

これらの追加は、XHTML Content Document をレンダリングをするのに HTML5 User Agent [HTML5] の能力に影響しないが、EPUB 出版物は、これらのサポートに応じて、全ての User Agent が完全にレンダリングできないかもしれない。

> 2.6 固定レイアウト

EPUB の歴史は、リフローコンテンツにできるようにすることに注力しているが、すべての出版物を安易にリフローにして役立つというわけではない。児童書、コミックや漫画、雑誌や他のコンテンツの形式は、意味を持つ形を表現するためにページの正確なレイアウトを作成する機能が必要である。

EPUB 3 は、SVG に固定レイアウトのための既存の機能に加えて、固定レイアウトの XHTML Content Document [Publications301] の作成を可能にするメタデータを包含する。このメタデータは、要素を絶対的に配置することができるキャンバスを作成し、制御するためのページの寸法 [ContentDocs301] を可能にする。

メタデータは、コンテンツが固定かリフローかのフラグだけではなく、EPUB 出版物の表現を制御する広い範囲を提供し、合成された見開きの作成 [Publications301]するとき、望むページの回転 [Publications301] の指定や、それらの見開き内にページをどのように配置するかの方法 [Publications301]もまた製作者に許可する。

> 2.7 レンダリングと CSS

EPUB のキーコンセプトは、読者がコンテンツの特定の表現に適応するよりもむしろ、読者にそのコンテンツの表現を適応するということである。HTML はもともと構造化されたコンテンツの動的なレンダリングをサポートするように設計されているが、徐々に、Web ブラウザでサポートされる HTML は、Web アプリケーションの需要に焦点が当てられ、現在、最も人気のある Web サイトは、固定フォーマットのレイアウトである。

EPUB 出版物は、また一方で、視覚障害のためにアクセシビリティを最大限に高めるよう設計され、リーディングシステムは、一般的に、表示領域のサイズ、ユーザーの選んだフォントサイズ、他の環境要因に適合し、その場でテキスト行のレイアウトやページ付けを実行する。この機能は、EPUB で保証されておらず、画像、ベクターグラフィック、動画や他の非リフローなコンテンツは、包含されてもよく(may)、いくつかのリーディングシステムは、その場もしくはまったく、ページ付けをしないかもしれない。それでもなお、動的なアダプティブレイアウトとアクセシビリティのサポートは、EPUB 規格の進化の過程において第一の設計要点である。

EPUB Content Document は、製作者が望むレンダリングの性質を定義できるように、EPUB Style Sheet を参照できる。EPUB 3 は、いくつかの CSS3 Module と EPUB 特有の追加プロパティにより定義された機能と一緒に、この目的のために CSS 2.1 [CSS2.1] を基にした CSS のプロファイルを定義する。

CSS3 のプロパティは、Web ブラウザがサポートする現在のレベルに基いて選ばれたが、リーディングシステムと User Agent によるサポートは保証されていない(EPUB で定義したプロパティは、同様に無視できる)。

EPUB 3 はまた、横組と縦組のレイアウトと左から右、右から左の文書の両方を有効にする CSS スタイルをサポートしているが、リーディングシステムはこれらの機能のすべてサポートしないかもしれない。リーディングシステムはまた、製作者の意図したものと異なる任意のレンダリングをサポートしてもよい(may)。詳細な情報は、多言語サポートの CSS を参照されたい。

EPUB 3 はまた、たとえば、昼夜の読書モードを選択したり、テキストのレンダリング方向の変更をユーザーに許可する複数のスタイルシートを包含する機能をサポートする。詳細な情報は、代替スタイルタグ [ContentDocs301] を参照されたい。

> 2.8 マルチメディア

EPUB 3 は、それらの要素が提供する全ての機能と特長を継承した、新しい [HTML5]audiovideo 要素を介して XHTML Content Document に音声と動画の埋め込みをサポートする。(サポートしている音声フォーマットの情報は、Core Media Types [Publications301] を参照されたい。埋め込み動画の推奨事項は、リーディングシステムの適合性 [Publications301] を参照されたい。)

EPUB 3 のもうひとつの主な新しいマルチメディア機能は、Media Overlay Documents [MediaOverlays301] の包含である。EPUB 出版物のRendition のために録音済みナレーションが利用できるとき、Media Overlays は、Content Document のテキストにその音声を同期させる機能を提供する(聴覚レンダリングと Media Overlays を参照されたい)。

> 2.9 フォント

EPUB 3 は、従来の出版ワークフローと新たな Web ベースのワークフローに対応する二つの密接に関連するフォントフォーマット(OpenType [OpenType] と WOFF [WOFF])をサポートする。例えば、EPUB 出版物を生成するのに使用されるワードプロセッサプログラムは、インストール済みの OpenType フォントのコレクションのみにアクセスするだろうし、Web ページをまとめて EPUB を生成する EPUB ジェネレーターは、WOFF リソースのみアクセスできるようにするだろう(望ましくなく、潜在的にライセンスされておらず、WOFF のメタデータを削除することなしに WOFF を Opentype を変換することはできない)。

EPUB 3 はまた、OpenType と WOFF フォントフォーマット両方の難読化と通常のフォントリソースの両方をサポートしている。難読化されたフォントリソースのサポートは、多くの商用フォントのためのフォントライセンスの制限に対応するために求められる。

> 2.10 スクリプト

EPUB は、実行されるプログラムではなく、操作することのできるデータとして、宣言されたコンテンツの取り扱いに務めるが、HTML5SVG に定義されているようなスクリプトをサポートする(詳細な情報は、Scripted Content Documents [ContentDocs301] を参照されたい)。

それに注意することは重要であるが、リーディングシステムのスクリプトのサポートは任意であり、セキュリティ上の理由から無効にしてもよい(may)。

製作者らはまた、EPUB 出版物のスクリプトは、Web ブラウザのスクリプトとは異なるセキュリティの考慮事項を引き起こすことができることを意識する必要がある。たとえば、一般的に同一生成元ポリシーは、読者のローカルシステムにダウンロードされたコンテンツに適用されない。そのために、スクリプトは、Scripted Content Documents - コンテンツの適合性 [ContentDocs301] に記載されているものよりも、制約されたコンテクストのコンテナに制限されることが強く推奨されている。

言い換えれば、コンテンツが全てのリーディングシステム間を横断できず、アクセシビリティとコンテンツの再利用性に障壁を作る可能性が増大するので、それがユーザーエクスペリエンスに不可欠である場合に、スクリプトの制限を考慮されたい。

> 2.11 テキスト読み上げ

EPUB 3 は、音声同期の制御的側面、例えば発音、韻律、音質などの以下のようなテキスト読み上げ (TTS) 機能を提供する:

Pronunciation Lexicons

W3C PLS フォーマット [PLS] を使用する一般的な発音語彙を包含することは、製作者らに、全体の EPUB 出版物に適用される発音ルールを提供できるようにする。詳細な情報は、PLS Documents [ContentDocs301] を参照されたい。

Inline SSML Phonemes

直接、EPUB Content Document [ContentDocs301] に SSML 音素機能 [SSML] を取り込むことは、標準の発音ルールおよび/または(上で言及されている PLS フォーマットにより提供される)参照した発音語彙の優先し、きめ細かい発音制御を可能にする。詳細な情報は、SSML 属性 [ContentDocs301] を参照されたい。

CSS Speech Features

(以前は CSS 2.1 Aural Style Sheets [CSS2.1] として知らた)CSS 3 Speech Module [CSS3Speech] から機能のセットを選択して包含することは、製作者らに、さらに音声合成の特性を制御するのを可能にする。詳細な情報は、CSS 3.0 Speech [ContentDocs301] を参照されたい。

> 2.12 コンテナ

EPUB 出版物は、包含した Rendition を処理するための Package Document、全ての Content Document と他の必要とされるリソースを含んだ単一ファイル(ポータブルドキュメント)として配布、交換される。EPUB のための単一ファイルのコンテナ形式は、広く採用されている ZIP 形式と、アーカイブ内に事前に定義された場所に記載されている ZIP アーカイブ内の各 Rendition の Package Document の場所を識別する XML 文書に基いている。

このアプローチは、EPUB 出版物の任意の制作者とそのような EPUB 出版物だけではなく、ネットワークトランスポートまたはファイルシステムの詳細から独立している信頼性の高い表現を消費する任意のシステムとの間に明確な契約を提供する。

コンテナファイルとしての EPUB 出版物の表現は、[OCF301] で指定されている。

> 3 多言語サポート

> 3.1 メタデータ

EPUB 3 は、EPUB 出版物の世界的な頒布を強化するために、パッケージメタデータセクションの全てのテキストのメタデータ項目の代替表現をサポートする。alternate-script プロパティは、xml:lang 属性と一緒に用いることで、言語を指定しているメタデータの代替文字のレンダリングを包含し、識別できる。

このプロパティを使用すると、日本語の EPUB 出版物は、例えば、著者名の代替のローマ字の表現および/またはひとつ以上のロマンス語によるタイトルの表現を含むことができる。詳細な情報は、alternate-script プロパティ [Publications301] を参照されたい。

page-progression-direction 属性もまた、コンテンツフローの方向が、全体的なレンダリングを容易にするために全ての Content Document に指定することができる(page-progression-direction [Publications301] を参照されたい)。

> 3.2 Content Documents

XHTML Content Document は、双方向コンテンツのレンダリングのサポートを向上させる新しい HTML5 の方向性の機能を利用する:bdi 要素は、双方向テキストのインスタンスを周囲のコンテンツから隔離させることができ、bdo 要素は、子のコンテンツの方向性を上書き、dir 属性は、任意の要素の方向性を明示的に設定できる。

XHTML Content Document もまた、発音のサポート(それらは同様に、Navigation Document のリンクをサポートする)のルビ注釈をサポートする。

SVG Content Document は、双方向テキストのレンタリングをサポートするが、ルビのサポートは包含されていない。

> 3.3 CSS

新しい CSS3 モジュールの EPUB 3 のサポートは、多くの異なる言語や文化のタイポグラフィを可能にする。いくつかの具体的な強化は以下の通りである:

  • リーディングシステムに、利用者が方向を切り替えることができる機能を提供する縦書きのサポート、

  • 例えば傍点の包含のような強調の優れた制御、

  • 新しい単語を区切るためにスペースを使用できない言語の文字レベルに生じる可能性のある改行の優れた制御、と

  • 改行を容易にする優れたハイフネーションの制御。

> 3.4 フォント

EPUB 3 は、リーディングシステムにいかなる特定のセットのシステムフォント搭載も要求しない。Web コンテクストで生じたとして、ある特定ロケールの読者は、他のロケールに必要な文字を省略したフォントをインストールしているかもしれないし(may)、リーディングシステムは固有のフォントや、オペレーションシステムにインストール済みのフォントを利用しないフォントエンジンを利用するかもしれない(may)。結果的に EPUB 出版物のテキストコンテンツは、全てのリーディングシステムで意図した通りにレンダリングされないであろう。

この問題に対処するために、EPUB 3 は、テキストコンテツのレンダリングを容易にするためにフォントの埋め込みをサポートし、この実装はコンテンツが意図したとおりレンダリングされるのを確保するために推奨される。

埋め込みフォントのサポートによって、EPUB 出版物に一意な文字やグリフが適切に表示されるために埋め込まれることも保証される。

> 3.5 テキスト読み上げ

PLS 文書や SSML 属性の EPUB 3 のサポートは、製作者に、テキスト読み上げが可能なリーディングシステム内の任意の自然言語のレンダリングを超える発音制御を向上を与える。これらの機能についての詳細な情報は特長セクションのテキスト読み上げを参照されたい。

CSS Speech とインライン SSML 音素の組み合わせもまた、ルビを細かく制御できる。

> 3.6 コンテナ

OCF コンテナフォーマットは、コンテンツリソースの名前付けに、国際化されたファイルやディレクトリを考慮して、UTF-8 をサポートしている。

> 4 アクセシビリティ

EPUB 3 の主な目標は、コンテンツのアクセシビリティを促進することで、EPUB 3 の多様な機能は、この要求をサポートする。このセクションは、該当する EPUB 出版物がアクセシブルであることを確保するためのいくつかの確立されたベストプラクティスを記述し、これらの機能を再検討する。

アクセシビリティの留意を重視することは本当に重要で、アクセシブルなコンテンツは、より価値の高いコンテンツでもあり、アクセシブルな EPUB 出版物は、手動または自動化されたワークフローを介して、全体または一部のより多くのデバイス対応と、再利用が容易になる。EPUB Working Group は、製作者らがアクセシブルなコンテンツを生成をし、担保すること、強く推奨する。

> 4.1 Navigation

EPUB 3 は、EPUB Navigation Document を追加することで NCX 文書を改善する。上記の Navigation Document で述べたように、新しいナビゲーション機能は、よりユニバーサルで柔軟なナビゲーションを表現する。

目次によるナビゲーションは、アクセシビリティの問題だけでなく、完全な目次は、全ての読者が EPUB 出版物のコンテンツに容易にまた完全にアクセスできることを保証する。主な toc nav 要素 [ContentDocs301] 要素は、この機能を提供するために EPUB 出版物の構造を完全に反映しなければならず、そうでなければナビゲーションは、一部の読者に障害を与えることになる。

Navigation Document は、spine 内に包含することによって、EPUB 出版物の本文内に再利用することもできる。 本文内で、読者に完全な目次を表示することを望ましくないかもしれない高度に構造化された文書となる状態を回避するためは、表示レベルで、[HTML5]hidden 属性を使用して変更することができる。 この属性は、利用可能な情報を最小限にすることを避けつつ、(例えば、専門的な見解で)spine の外側にある目次をレンダリングするとき、リーディングシステムによって無視される。

製作者はまた、これらの EPUB 出版物がたとえば図や表などの非構造化された関心のある点を含むとき、コンテンツへのアクセスをより向上させるために、追加の nav 要素を提供することを推奨している。

> 4.2 Semantic Markup

HTML5 は、より意味論的に意義のある(例えば、sectionnavaside)マークアップをするために意図された新しい要素といくつかの HTML4 要素のために明確に定義されたセマンティクスの導入をサポートしている。これらの要素の使用は、しっかりと構造化された Web コンテンツのオーサリングのためのベストプラクティスと併せて、EPUB XHTML Content Document を作るときに用いる。この追加は、コンテンツをより良く分類し、文書構造の表現のために、そしてこれらの論理的なナビゲーションを容易にするための定義をすることができる。XHTML Content Document はまた、ARIA の ロール(role)とステート(state)、プロパティ(property)、コンテンツ相互作用する支援技術の能力を高めるイベントの包含をネイティブにサポートする。

EPUB 3 は、さらに、W3C ロール属性 [Role] に機能的に同等であることを意味する epub:type [ContentDocs301] 属性を導入する。この属性は、XHTML Content Document 内の任意の要素に、統制された語彙と用語を使用して、作品内にその目的と意味に関する追加の情報を包含することができる。詳細な情報は、XHTML 意味の変化 [ContentDocs301] を参照されたい。

> 4.3 動的レイアウト

EPUB の設計の中心は、動的なレイアウトであり、コンテンツは一般的に、前もってページ区切りの方法(すなわち、特定の寸法の"ページ"を期待する)よりはむしろ、その場で体裁を整えられることを意図している。この中核の機能は、例えば、異なるサイズのデバイスの画面やウィンドウサイズのレンダリングを最適化するために有用であり、コンテンツのアクセシビリティを容易かつ簡素化する。

(たとえば、ビットマップ画像や SVG グラフィック、または特定の視覚的なレイアウトを実現する CSS の明示的なポジショニングおよび/または表組要素の使用を介して)EPUB に完璧にフォーマット化されたコンテンツを組み込むことが可能とはいえ、製作者は、そのような技術を利用することは強く推奨されない。多くのリーディングシステムは、単一スクロールの Viewport を作成するよりむしろ、ページ区切りされた寸法でコンテンツをレンダリングしたり、それぞれのリーディングシステムは、独自のページ付けのアルゴリズムを定義しているかもしれないので、これらの技術は EPUB では信頼できない。これらの技術が、出版物のコンテンツを伝えるために必要なとき、フォールバック [Publications301] を包含することを考慮されたい(たとえば、グラフィック・ノベルのために)。

一般に、絶対的なサイジングやポジショニングせずに EPUB Style Sheet を使用することで、視覚的な豊かさを実現するのが望ましい。

> 4.4 コンテンツの説明

説明は、一般的に画像ベースのコンテンツに関連付けられているが、文書内のどのように複雑な構造でも記述する能力は、コンテンツをよりアクセシブルにするために必要な要件である。例えば、複雑な表形式のデータを記述することは、全ての読者に有益である。

EPUB 3 は、XHTML Content Document の構造に概要を添えるために二つのメカニズムを包含している。[WAI-ARIA] aria-describedby 属性は、同じページ内に説明にリンクすることを許可し、[WAI-ARIA-1.1] aria-describedat 属性は、(EPUB コンテナ内外に位置することができる)他のファイル内の説明を参照して使用することができる。

> 4.5 聴覚レンダリングと Media Overlays

コンテンツの聴覚レンダリングは、アクセシビリティのために重要であり、他の多くの読者ための機能としても価値がある。聴覚レンダリングを促進するためのベースラインは、動的なレイアウトのために設計されたセマンティックな HTML の利用である。EPUB XHTML Document に含んでいるネイティブの機能を使用する方法の詳細な情報は、テキスト読み上げを参照されたい。

Media Overlays は、すでに DAISY Digital Talking Books の読者に親しまれている機能である EPUB 出版物のテキストと音声コンテンツを同期する機能を提供する。Overlays は、多くの状況で有益であり、たとえば、読むことを学習するためのツールとして、テキストと音声の同期の実用性はアクセシビリティの範囲を超える。

> 4.6 フォールバック

全てのフォーマットは、ネイティブのフォーマットでアクセス可能ではなく、全ての読者が提供されるデフォルトのフォーマットで読みことを好むわけではない。EPUB は、これらの場合に利用できる代替え表現のために、フォールバックを提供するための様々な手段を定義する。

出版物とコンテンツレベルのフォールバックは、制限とフォールバック [Publications301] で定義されている。これらのフォールバックメカニズムは、EPUB 出版物に Foreign Resource を包含することを可能にし、様々な機能(例えば、複数の動画フォーマットを包含したり、EPUB 2 リーディングシステムのために SVG Content Document に XHTML フォールバックの包含を許可する)を備えたリーディングシステム全体でで EPUB 3の互換性の確保をする。

switch 要素 [ContentDocs301] は、同様に、多くのリーディングシステムでサポートされていない機能(例えば、EPUB 3 リーディングシステムに ChemML の包含を許可したり、EPUB 2 リーディングシステムのために MathML に代替を提供する)の markup-level コンテンツのためのフォールバック機能を提供する。

加えて、完全な作品の複数のインスタンスは、(コンテナ - META-INF/container.xml [OCF30] で定義されている)OCF コンテナファイルの複数の rootfile 要素を定義することで単一の EPUB 出版物として届けることができる。代替の Rendition フォールバックは、たとえば、SVG ページのシークエンスを介して定義されたフォーマット化されたグラフィック・ノベルは、XHTML を介して定義されたアクセス可能なテキスト・バージョンを添付することができるように使用してもよい(may)。

> 4.7 スクリプト

EPUB 3 は、スクリプトの実行は、文書の完全性を妨げてはならないため、スクリプトコンテンツのためにプログレッシブ・エンハンスメントを導入する(すなわち、スクリプトが無効なとき、情報の損失を生じてはならない(must not))。それ故に、スクリプトを採用する文書は、これらのコンテンツにより容易にアクセスするためフォールバックを提供できるが [ContentDocs301]、文書は、それらなしでアクセス可能にしなければならない。

EPUB のそれぞれのメカニズムは、アクセシビリティを向上させるために EPUB 出版物内のスクリプトの実行をより最小化し制限することができる:

  • EPUB HTML5 プロファイルに追加された宣言的な trigger 要素 [ContentDocs301] は、音声や動画再生のためのコントロール(たとえば、再生、停止や一時停止)として動作する画像やテキスト要素を可能にする。この要素は、同様の機能が含まれているスクリプトの一般的な使用を排除する。

  • mediaType 要素 [Publications301] は、カスタム XML 語彙や他のカスタムコンテンツタイプだけでなく、そのようなコンテンツタイプが、将来のリーディングシステムでネイティブにサポートされる場合に備えた将来を考えた EPUB 出版物のレンダリングのためのスクリプトベースのサポートをカプセル化する方法を提供する。

  • type 属性 [ContentDocs301] により提供される意味の変化は、製作者へコンテンツの性質に関してリーディングシステムにヒントの提供を可能にする。ひとつのユースケースとして、リーディングシステムは、通常のレイアウトから外れた拡張された視点にアクセスする読者のための手段を提供できる、その場合に、拡大縮小可能なプロパティの値を持つとして画像や動画の要素を定義している。このようなロールオーバー効果は、一般的に、Web コンテクストのスクリプトを介して実行されるが、スクリプトは、リーディングシステムが生成するかもしれない幅広い種類のレイアウトを与えられてもすぐに実行できない。

  • switch 要素 [ContentDocs301] は、スクリプトソリューションに頼ることなく読者に表示されたコンテンツを合わせる、製作者のための宣言型の手法を提供する。

あなたが常に Web 文書(例えば [WAI-ARIA] で提供される)でアクセシブルなスクリプトのためのベストプラクティスの実装を確保し、双方向性がユーザーエクスペリエンスのためにきわめて重要な状況でのスクリプトの使用を用意する。

> 付録 A. 用語

この付録は有益な情報である。

EPUB 出版物

EPUB 3 仕様書に準拠したひとつ以上の Rendition のコレクションは、EPUB Container をパッケージ化している。

EPUB 出版物は典型的に単一の知的・芸術作品を表しているが、EPUB 3 仕様書は、コンテンツの性質を制限しない。

Rendition

EPUB 出版物のレンダリングを表現する相互関係のあるリソースのセットから構成されている論理的な文書のエンティティ。

Publication Resource

コンテンツまたは EPUB 出版物の少なくともひとつの Rendition のロジックと表示に関する命令を含んでいるリソース。このリソースがない場合には、EPUB 出版物は製作者の意図したとおりに表示されないことがある。Publication Resource の例としては Rendition の Package DocumentEPUB Content DocumentEPUB Style Sheet、音声、動画、画像、埋め込みフォントとスクリプトが含まれている。

Package Document 自身を除いて、Rendition をレンダリングするために必要な Publication Resource は Rendition の manifest [Publications301] に記載され、(Publication Resource の位置 [Publications301] で特に指定がない限り)EPUB Container ファイルにバンドルする。

Publication Resource でないリソースの例としては、Package Document の link [Publications301] の外で解決する外部へのハイパーリンクで識別されるものが含まれている。(例えば [HTML5]a 要素の href 属性)

EPUB Content Document

EPUB Content Document の定義(XHTML または SVG)の1つに従う Publication Resource

EPUB Content Document は Core Media Type であるため、フォールバック [Publications301] を提供することなく EPUB 出版物に含まれていてもよい(may)。

XHTML Content Document

XHTML Content Documents [ContentDocs301] で定義されている [HTML5] のプロファイルに準拠する EPUB Content Document

XHTML Content Document は、[HTML5]XHTML syntax を使用する。

SVG Content Document

SVG Content Documents [ContentDocs301] で表現された制約に準拠した EPUB Content Document

EPUB Navigation Document

EPUB Navigation Documents [ContentDocs301] で表される制約に従い、人間と機械が読み取り可能なグローバルなナビゲーション情報を含むのに特化した XHTML Content Document

Core Media Type

Publication Resource 型のセットは、それに対するフォールバックは必須ではない。詳細については Publication Resources [Publications301] を参照されたい。

Package Document

EPUB 出版物の特定の Rendition について Package Documents [Publications301] で定められいる文献の構造化メタデータをもたらしている Publication Resource

Unique Identifier

unique-identifier 属性によって識別される Unique Identifier は EPUB 出版物のための主要な識別子である。Unique Identifier は EPUB standard に従って同じ内容を含んでいる同一の作品のひとつまたは複数の Manifestation によって共有されるかもしれない。同じ内容を含むというのは、Manifestations の違いが EPUB リーディングシステム間(それら自身は ISBN の変更を必要とするかもしれません)の違いを考慮する変更に限定されている。

Unique Identifier は ISBN よりも細分化される。しかしコンテンツの大幅な見直し、要訳などは新しい Unique Identifier が必要である。

Release Identifier

Package Identifier は EPUB 出版物の任意のインスタンスが、別のインスタンスに対してそれらが同一であるか、異なる版なのか、または無関係なのかどうかを判断するために比較できるようにする。

詳細については Package Identifier [Publications301] を参照されたい。

Media Overlay Document

[MediaOverlays301] で定義された同期再生を提供するために録音済みの音声ナレーションを XHTML Content Document と関連付ける XML ドキュメント。

EPUB Style Sheet (または Style Sheet)

CSS のプロファイルに準拠する CSS スタイルシートは EPUB Style Sheets [ContentDocs301] で定義されている。

Viewport

EPUB 出版物の内容が視覚的に読者に与えられる EPUB リーディングシステムの領域。

EPUB Container(または Container)

[OCF301] で定義されている EPUB 出版物用 ZIP ベースのパッケージングと配布の形式。

製作者

EPUB 出版物(必ずしも、それが含まれるコンテンツとリソースの作者であるというわけではない)の制作に対して責任がある人または組織。

読者

EPUB リーディングシステムを使用して EPUB 出版物を消費する個人。

EPUB リーディングシステム(またはリーディングシステム)

EPUB 3 仕様書に準拠する方法で読者に提示するために EPUB 出版物を処理するシステム。

> 付録 B. 謝辞と貢献者

この付録は有益な情報である。

> B.1 EPUB 3.0

EPUB は、出版社、ベンダー、ソフトウェア開発者、および関連する標準規格の専門家を集め、協力的な努力で国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum, IDPF) によって開発されました。

EPUB3 仕様は下に述べるリーダーシップにより2010年5月のメンバーシップによって承認された憲章の下で動作し国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum, IDPF)の EPUB Maintenance Working Group によって調整した:

  • Gylling, Markus (International Digital Publishing Forum (IDPF)) Chair
  • Conboy, Garth (Google Inc.) Vice-chair
  • Duga, Brady (Google Inc.) Vice-chair, Subgroup Lead
  • McCoy, Bill (International Digital Publishing Forum (IDPF)) Secretary
  • Kasdorf, Bill (Apex CoVantage) Subgroup Lead
  • MURATA, Makoto (JEPA EPUB Study Group) Subgroup Lead
  • Sorotokin, Peter (Adobe) Subgroup Lead

第 3 版発行時点でのワーキンググループのアクティブメンバー:

> IDPF Members

  • Abrams, Willie (Ingram Digital)
  • Acton, Daniel (Google)
  • Allesi, Ana Maria (HarperCollins)
  • Amos, Dan (DNAML (DNL eBooks))
  • Arany, Steve (John Wiley & Sons)
  • Artin, Michael (Barnes & Noble)
  • Badger, Brandon (Google)
  • Ballard, Kevin (Apple Inc.)
  • Beard, Elliot (HarperCollins)
  • Belfanti, Paul (Pearson)
  • Bell, Graham (EDItEUR)
  • Bell, Jeff (Microsoft)
  • Bide, Mark (EDItEUR)
  • Bogaty, Nick (Adobe)
  • Bowers, Micah (Bluefire Productions)
  • Brantley, Peter (Internet Archive)
  • Breglio, Melissa (Apple Inc.)
  • Broome, Karen (Sony)
  • Brugge, John (Benetech)
  • Carbonell, Oliver (Sony)
  • Chang, Phobos (Chinese Foundation for Digitization Technology)
  • Chen, Mei-Li (Institute for Information Industry)
  • Chen, Peter (ITRI)
  • Choi, Soo (HarperCollins)
  • Chow, King-Wai (ASTRI (Hong Kong Applied Science & Technology Research Institute))
  • Clutter, Mat (Random House)
  • Conboy, Garth (Google)
  • Cramer, Dave (Hachette Book Group)
  • Cronin, Margot (Bowker)
  • Daly, Liza (Threepress)
  • De Meulemeester, Eric (Jouve/Publishing Dimensions)
  • DeMeglio, Marisa (DAISY Consortium)
  • Deltour, Romain (DAISY Consortium)
  • Dougherty, Casey (Apple Inc.)
  • Drake, Jama (Impelsys)
  • Duga, Brady (Google)
  • Elliott, Ray (Crossway)
  • Fahlgren, Keith (Threepress)
  • Fain, Guy (Crossway)
  • Freese, Eric (Aptara)
  • Gardeur, Hadrien (Feedbooks)
  • Gold, Eric (Digital Divide Data)
  • Goodwin, Jonathan (Appfoundry)
  • Gopinath, Anith (Impelsys)
  • Gosling, Andreas (Penguin)
  • Grazioli, Frank (John Wiley & Sons)
  • Gunn, Dave (RNIB)
  • Gylling, Markus (International Digital Publishing Forum (IDPF))
  • Haas, Matt (Pearson)
  • Hadfield, Tom (CourseSmart)
  • Hagino, Masaaki (Voyager Japan)
  • Hawkins, Kevin (University of Michigan Library)
  • Hayashi, Junichi (Voyager Japan)
  • Heiberger, Richard (HarperCollins)
  • Hepp, Mike (Dartmouth Journal Services)
  • Herren, Matthew (BlankPage)
  • Hisashi, Saiga (Sharp)
  • Hoda, Hisashi (Voyager Japan)
  • Howard, William (Easypress)
  • Hughes, Dan (Liguori Publications)
  • Hulse, Leslie (HarperCollins)
  • Imsieke, Gerrit (le-tex)
  • Jain, Anupam (Innodata Isogen)
  • Jie, Fan (Gansu DUZHE Digital Sci&Tech)
  • Johnson, Rick (Ingram Digital)
  • Jung, Kanghee (Incube Technologies)
  • Kakar, Samir (Aptara)
  • Kanai, Takeshi (Sony)
  • Kasdorf, Bill (Apex CoVantage)
  • Kasher, Bob (BookMasters and Newgen Imaging)
  • Kato, Kazuyuki (East Co.)
  • Keating, Patrick (Bluefire Productions)
  • Kerscher, George (DAISY Consortium)
  • Kida, Yasuo (Apple Inc.)
  • Kim, Jean (Barnes & Noble)
  • Kim, HyunYoung (Incube Technologies)
  • Kim, Terry (INKA Entworks)
  • Kitagawa, Masahiro (Impress Holdings)
  • Koike, Toshiaki (Voyager Japan)
  • Kok, Dan (Crossway)
  • Kotrch, Steve (Simon & Schuster)
  • Larroque, Benoit (Feedbooks)
  • Levantovsky, Vladimir (Monotype Imaging)
  • Lu, Cho-Chin (Institute for Information Industry)
  • Lynch, Ryan (Apple Inc.)
  • MacFarlane, James (Easypress)
  • Makower, Dave (Apple Inc.)
  • Mandelbaum, David (Barnes & Noble)
  • Manis, Will (Metaplates)
  • McCloy-Kelley, Liisa (Random House)
  • McCoy, Bill (IDPF)
  • Menzies, Tracey (HarperCollins)
  • Mitchell, Chris (Random House)
  • Moore, Helen (HarperCollins)
  • Muller, Eric (Adobe)
  • Murata, Makoto (JEPA EPUB Study Group)
  • Mussinelli, Christina (Associazione Italiana Editori)
  • Nagai, Yoshinori (Sharp)
  • Novelli, Joe (Sony)
  • O'Connor, Edward (Apple Inc.)
  • Ohmura, Yoshinori (Impress Holdings)
  • Olenick, Michael (Bowker)
  • Oshiyama, Taka (East Co.)
  • Pagano, Pat (Barnes & Noble)
  • Picco, Marty (AppFoundry)
  • Prabhu, John (HOV Services)
  • Pritchett, James (Learning Ally (formerly RFB&D))
  • Rao, Vishnu (Sharp Laboratories)
  • Rivlin, John (Google)
  • Rubino, Frank (Kaplan Publishing)
  • Ruffino, Daniel (Penguin)
  • Rui Hua, Wang (Gansu DUZHE Digital Sci&Tech)
  • Ruse, Tyler (LibreDigital)
  • Sanicola, Daniel (Penguin)
  • Schirmer, Lorenz (Monotype Imaging)
  • Severdia, Ron (Metrodigi, Inc.)
  • Shiohama, Daihei (Voyager Japan)
  • Shrivastava, Abhishek (CourseSmart)
  • Siegman, Tzviya (John Wiley & Sons)
  • Slavin, Wayne (Barnes & Noble)
  • Slye, Christopher (Adobe)
  • Smith, Michael (IDPF)
  • Soiffer, Neil (Design Science)
  • Sorotokin, Peter (Adobe)
  • Stevenson, Tobias (eBookArchitects)
  • Tahara, Kyoji (Toppan Printing)
  • Takase, Hiroshi (East Co.)
  • Tallent, Joshua (eBookArchitects)
  • Tanabe, Shu (Toppan Printing)
  • Thomas, Vinu (Impelsys)
  • Tsumagari, Koichiro (Voyager Japan)
  • Valentine, Chelsea (LibreDigital)
  • Vangage, Peter (Harlequin)
  • Vido, Ariel (Geografica Editora)
  • Wait, John (Pearson)
  • Walkley, George (Hachette Book Group)
  • Watters, Kevin (Harlequin)
  • Webster, Roger (Barnes & Noble)
  • Weck, Daniel (DAISY Consortium)
  • Wei, Selena (Chinese Foundation for Digitization Technology)
  • White, Russell (Random House)
  • Wiles, Alexis (Overdrive, Inc.)
  • Witwer, Adam (O'Reilly)
  • Wright, Rick (Adobe)
  • Young, Liz (Crossway)
  • Zu, Alex (ASTRI (Hong Kong Applied Science & Technology Research Institute))

> Invited Experts/Observers

  • Bowes, Rick
  • Cazenove, Rhys
  • Collingridge, Peter
  • Cook, Mike
  • Etemad, Elika J. W3C CSS WG Liason
  • Forster, Karen
  • Freed, Geoff
  • Fujisawa, Jun
  • Garrish, Matt
  • Gould, Bryan
  • Gorner, Martin
  • Hsieh, Michael
  • Ishii, Koji
  • Johar, Kenny
  • Karlsson, Mattias
  • Kennedy, Dianne
  • Kilborn, Peter
  • Koppel, Josh
  • Lee, Tommy
  • Lu, Kenny
  • Lubeck, Scott
  • Masanori, Kusunoki
  • McKinney, Steven
  • Murakami, Shinyu
  • Ning, Elliott
  • Noring, Jon
  • Norton, Paul
  • Oishi, Yasuharu
  • Passey, Lee
  • Rosmaita, Gregory
  • Seaman, David
  • Shan, Walter
  • Smith(tm), Michael (W3C) W3C Liason
  • Sperberg, Roger
  • Walsh, Norman
  • Zergaoui, Mohamed

> B.2 EPUB 2.0.1

この 2.0.1 版は、下に述べるリーダーシップにより国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum, IDPF)の EPUB Maintenance Working Group によって調整した:

  • Conboy, Garth (eBook Technologies) Working Group Vice-chair
  • Kerscher, George (DAISY Consortium) Working Group Chair

第 2.0.1 版発行時点でのワーキンググループのアクティブメンバー:

  • Wiles, Alexis (OverDrive)
  • Wise, Alicia (Publishers Licensing Society)
  • Moghaddami, Amir (National Library and Archives of Iran)
  • Gosling, Andreas (Penguin UK)
  • Williams, Andy (Cambridge University Press)
  • Jain, Anupam (Innodata Isogen)
  • Trafford, Ben (Invited Expert)
  • Larroque, Benoit (Feedbooks)
  • McCoy, Bill (Invited Expert)
  • Kasdorf, Bill (Apex CoVantage)
  • Kasher, Bob (The BookMasters Group)
  • Duga, Brady (eBook Technologies)
  • Laws, Byron (PreMedia Global)
  • Zekri, Catherine (University of Montreal)
  • Kennedy, Chris (Pearson Education)
  • Podolsky, Corey (Entourage Systems Inc.)
  • Mussinelli, Cristina (AIE)
  • Daihei, Shiohama (Voyager Japan)
  • Amos, Dan (DNAML)
  • Galperin, Dan (Kobo)
  • Kok, Dan (Crossway Books and Bibles)
  • Cramer, Dave (Hachette Book Group USA)
  • Gunn, Dave (RNIB Centre for Accessible Information)
  • Mandelbaum, David (Barnes&Noble.com)
  • Roberts, Deidra (World Health Organization)
  • Goyette, Donald (McGraw-Hill Professional)
  • Freese, Eric (Aptara)
  • Gold, Eric (Digital Divide Data)
  • Muller, Eric (Adobe)
  • Shepherd, Gregory (Cengage Learning)
  • Fain, Guy (Crossway Books & Bibles)
  • Gardeur, Hadrien (Feedbooks)
  • Hoda, Hisashi (Voyager Japan)
  • Fernandez Galvan, Ignacio
  • Viente, Israel (Mendele He-Books)
  • Link, Jim (Macmillan Publishing Solutions)
  • MacFarlane, James (Easypress Technologies)
  • Rura, Jim (Educational Testing Service)
  • Crossman, John (Benetech)
  • Prabhu, John (HOV Services)
  • Rivlin, John (eBook Technologies)
  • Wait, John (Pearson Education)
  • Noring, Jon (Invited Expert)
  • Tallent, Joshua (eBook Architects)
  • Broome, Karen (Sony)
  • Fahlgren, Keith (Threepress Consulting)
  • Johar, Kenny (Vision Australia)
  • Casey, Laurie (Pearson)
  • Rzedzicki, Lech (Pearson UK)
  • McCloy-Kelley, Liisa (Random House)
  • Humphreys, Lindy (Wiley/ Blackwell Books)
  • Daly, Liza (Theepress Consulting)
  • Murata, Makoto (JEPA EPUB Study Group)
  • Croella, Marco (Simplicissimus Book Farm)
  • Gylling, Markus (DAISY Consortium)
  • Karlsson, Mattias (Dolphin Computer Access AB)
  • Smith, Michael (IDPF)
  • Soiffer, Neil (Design Science)
  • Genner, Noah (BookNet Canada)
  • Pagano, Pat (HarperCollins)
  • Payton, Patricia (Bowker)
  • Barry, Patrick (The Educational Company of Ireland)
  • Berube, Patrick (LEARN)
  • Durrant, Paul (Durrant Software Limited)
  • Norton, Paul (Invited Expert)
  • Reid, Penelope (EPUB User Group (UK))
  • Huang, Perce (Far EasTone Telecommunications)
  • Brantley, Peter (Internet Archive)
  • Sorotokin, Peter (Adobe)
  • Heiberger, Richard (HarperCollins Publishers)
  • Kwan, Richard (Invited Expert)
  • White, Russell (Random House)
  • Kakar, Samir (Aptara)
  • Pamarty, Satya (codeMantra)
  • Cook, Scott (codeMantra)
  • Ramsey, Sean (LibreDigital)
  • Padgett, Siobahn (Hachette BG USA)
  • Arany, Steve (John Wiley & Sons)
  • Kanai, Takeshi (Sony)
  • Swiderski, Thad (LibreDigital)
  • Middleton, Tim (BookNet Canada)
  • Conti, Trudy (Follett)
  • Ruse, Tyler (LibreDigital)
  • Howard, William (EasyPress Technologies)

> B.3 EPUB 1.0

この 1.0 版は、下に述べるリーダーシップにより国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum, IDPF)の EPUB Maintenance Working Group によって調整した:

  • Conboy, Garth (eBook Technologies) Working Group Co-Chair
  • Rivlin, John (eBook Technologies) Working Group Co-Chair
  • Ferraiolo, Jon (IBM) Working Group Vice-Chair
  • Bogaty, Nick (IDPF) Working Group Secretary

第 1.0 版発行時点でのワーキンググループのアクティブメンバー:

  • Allen, Kelley L. (Random House)
  • Ancin, Angel (iRex Technologies)
  • Bandy, Ryan (Random House)
  • Bellaver, Richard (Ball State University)
  • Brethes, Thierry (Mobipocket)
  • Carter, Janice (Benetech/Bookshare.org)
  • Cohn, Richard (Adobe Systems Inc.)
  • De Young, Neil (Hachette Book Group USA)
  • Do, Linh N. (Random House, Inc.)
  • Freed, Geoff (WGBH)
  • Gang, Liang (TriWorks Asia)
  • Ghali, Peter (Motricity, ereader.com)
  • Hakkinen, Markku T. (DAISY Consortium)
  • Harrison, Gillian (NetLibrary)
  • Hevenstone, Jonathan (Publishing Dimensions)
  • Horner, Theresa (HarperCollins)
  • Iannone, Karen (Houghton Mifflin)
  • Israel, Claire (Simon & Schuster)
  • Karlsson, Mattias (Dolphin Computer Access)
  • Kasdorf, Bill (Apex Publishing)
  • Kerscher, George (DAISY Consortium)
  • Kotrch, Steve (Simon & Schuster)
  • McCoy, Bill (Adobe Systems, Inc.)
  • McKenna, Bill (Follett)
  • Melton, Bonnie (Houghton Mifflin College Division)
  • Noring, Jon (OpenReader Consortium)
  • Osayande, Sayu (Motricity, ereader.com)
  • Passey, Lee
  • Potash, Steve (OverDrive)
  • Ruse, Tyler (Codemantra)
  • Smith, Mike (Harlequin)
  • Sugeno, Kimi (John Wiley & Sons)
  • Varnell, Gary (Osoft.com)
  • Wang, Xin (ContentGuard, Inc.)
  • Weinstein, Andrew (Lightning Source)
  • Whitcomb, Tom (NetLibrary)
  • Williams, Andy (Cambridge University Press)
  • Willner, Eli (Green Point Technology Services)

> 参照・参考

参考文献

[EPUB3Changes] EPUB 3.0.1 Differences from EPUB 3 . Markus Gylling, et al.

[Role] Role Attribute . An attribute to support the role classification of elements. McCarron, et al. 05 August 2010.